【答え】 【陰徳】こそ、【神様】が、あなたに、望まれていることです。あなたは、【陰徳】を実行するために、人間世界に降りてきた、のです。しかし、【陰徳】の実行は、とても、難しいのです。

【解説】 人を、喜ばせる行為(「善行」)、について、お話しいたします。
 「善行」は、「心から喜んで行う」ことが、条件です。「‥‥してやった」という、恩着せがましさが、少しでも、あれば、もう、それは、「善行」では、ありません。ここは、心しておくべき、ことです。

 この「善行」には、二種類、あるのです。

【陽徳】:「善行」を行った人が、誰かが、明らかなこと。例えば、寄付をしたとして、記名した寄付、のことが、【陽徳】に当たります。

【陰徳】:「善行」を行った人が、誰なのかが、わからないこと。例えば、寄付したとして、無記名で、「喜捨」するような、行為を、【陰徳】と、言います。しかも、「喜んで」「すすんで」行った、行為のこと、です。

 人助け、して、名前も、名乗らず、去っていくシーンが、あります。これも、小さな【陰徳】と、なります。よく、映画などで、ある場面ですね。

 困っている、人を、見かけて、あなたなら、どう、行動しますか? 思わず、手を貸すこと、と、思います。それも、小さな【陰徳】です。

 例えば、あなたが、事業を起こし、思わず、大きな利益が得られた。そこから、感謝の気持ちを表すために、一定の額を、喜んで福祉施設に、喜捨した。
 ここで、名前を名乗れば、【陽徳】となり、名前も、名乗らなければ、【陰徳】と、なります。

 【神様】は、この、【陰徳】をとても、評価されます。【陽徳】の、百倍、評価される、といって、いいでしょう。

・【陰徳】は、【愛】であり、【愛】は、【陰徳】なのです。

 だからと言って、あなたは、無理に、【陰徳】を行う必要は、ありません。無理する、ということ、自体、【陰徳】では、ないからです。心から喜んですすんでやる、無償の奉仕、それこそが、【陰徳】と、言えます。

 【神様】は、この地上を、【陰徳】ができるトレーニング場に、設定されました。しようと、思えば、【陰徳】し放題、なのです。
 欲張りな、心、とは、正反対の、世界です。

 この、【陰徳】については、文字での、説明は、難しいです。【人生相談・ダルマ堂】にて、口で、ご説明いたします。
 また、中国の古典『陰騭録(いんしつろく)袁了凡(えんりょうぼん)著』、に詳しく記されいます。興味のある方は、お読みいただくことを、おすすめいたします。