【答え】 絶対、殺してはなりません。
 思いとどまって、ください。

そして、今の、「あなた」には、難しいことでしょうが、相手のことを、「忘れる」ことです。

【解説】 殺してしまいたい、ほどの、憎い人が、いる。それほどに、なってしまっている、「あなた」のこと、深くお察し、いたします。
 きっと、「あなた」には、許せない、なにか「裏切り」が、あったのでしょう。それとも、「あなた」の大事な人が、その憎い人によって、殺された、のでしょう。
 「あなた」の、どうしようもない、やり場のない、【怒り】【憎しみ】、お察しいたします。

 だから、といって、【報復】【敵討ち】は、「あなた」自身を、おとしめる、結果と、なってしまいます。【報復】などは、思いとどまる、ことを、強くおすすめ、いたします。

 【真理】の視点で、お話し、いたします。

 「あなた」は、【地獄】に落ちてもよい、と、言われますが、【地獄】のことは、きっと、ご存知ないと、思われます。
 【地獄】は、あるのです。それも、層をなして、あります。【地獄】にも、上下が、あるのです。
 
 「あなた」が、【憎しみ】のあまり、相手を殺した、とします。
 すると、こうなります。
 
 「あなた」は、殺した相手より、さらに、数段下の【地獄】に落ちることに、なるのです。そんなことに、なったら、「あなた」は、悔しい、とは、思いませんか? 悪いと、思っていた、人が、自分より、上の【境涯】に、いる、のですから‥‥。そして、「正義」の「あなた」が、【地獄】のより深いところで、「反省」を、強いられることになる、なんて‥‥。理不尽ですよね‥‥。

 基本に、戻りましょう。

 「あなた」は、なぜ、【この世】に生まれてきたのか? です。
 「あなた」は、生前に、【この世】の人生で、何が起こるのかを、あらかじめ、【神様】から、見せられて、納得済みで、生まれて、きました。
 【神様】には、「あなた」が、ひょっとしたら、この度の、この人生ドラマに、耐えられず、あなたの生前の「決意」通りには、いかないかもしれないことは、含んでおられるのです。もちろん、「決意」通りに、なることを、【神様】は、お望みなのですが‥‥。

 その、「あなた」の、「決意」とは?

 こんどこそ、【今世】で、【報復】【敵討ち】はするまい。そんな、相手を、【許し】て、みせる、  と。

 【許す】という、行為は、【この世】で、いちばん難しい、行為です。(イエス・キリストは、これを皆に、求めました。それくらい、難しいこと)

 きっと、【怒り】【憎しみ】の炎が、燃えている「あなた」には、【許せ】、と言っても、無理でしょう。
 そこで、私一風は、【忘れ】てしまいなさい、と、言っているわけです。

 【報復】【敵討ち】を、して、結果、「あなた」が、相手より、深い【地獄】に、落とされるなんて、利に合いません。

 悪いことは、言いません。【忘れる】ことです。

 【人生相談・ダルマ堂】まで、お越しください。「あなた」の、お気持ちを、十分聞かせていただきます。一緒に、泣きましょう。
 そして、少し、冷静になっていただき、私一風からの、お話し、させていただきたいと、思います。

 【報復】か【許す】のかが、試されている、貴重な、一回の、人生、なのです。