【神様】
 
 【この世】を生き抜く
 「生活力」を学ぶこと、とともに、
 「自分自身」のこと、を、
 とりわけ、【死】のこと、を、
 学ぶべきである。

 お前たち、全員に、
 やがて、【死】が、やってくる。
 やがて、と、言ったが、
 それが、いつになるか、
 明日なのか、何十年後なのか、
 わからない。
 【生】のことを、知るには、
 【死】を、正しく、知る必要が、あるのだ。
 
 【死】を忌み嫌い、
 できるだけ、考えないように、
 避けている者が、多過ぎる。
 だが、【死】から、逃げていても、
 必ず、【死】は、やってくる。

 【死】は、忌むべきこと、ではない。
 お前たち、誰にも、訪れる
 次への、「関門」「スタート」なのだ。
 それを、正しく、知ることで、
 それだったら、今を、「どう生きるべきか」
 に、当然、行き着くのだ。

 【死】をもってしても、
 依然として、「生きている」お前、とは、
 いったい、何なのか?
 「自分自身」を、知ること、
 というのは、このことである。
 【死】んでも、
 依然、お前、は、いるのである。

 【この世】で、【人間】として、
 生きていたとき、
 この、【死】のこと、「自分自身」のこと、
 を、正しく、知っていた者には、
 死後、
 何の混乱も、起きないが、
 それらを、知ることを、避けてきた者には、
 死後、
 パニックが、訪れるであろう。
 そして、【後悔】の念が、続いて、
 訪れるであろう。

 こんなことなら、正しく、【死】のことを、
 知っておくべきだった、
 と。

 だから、聞く耳のある、者に、
 敢えて、私(※【神様】)は、言うのだ。

 「自分自身」のこと、【死】のことを、
 「生活力」以上に、学んでおけ、と!

 以上である。