【神様】 用意は、よいか?

【一風】 いつでも、どうぞ。

【神様】 今回も、お前たち、に、参考に、なるであろうことを、話してみたい。

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テーマ:【世話をされる者がいてこそ、世話をさせてもらえる、こと】

【神様】 これこそ、【この世】に相応しい、テーマである。

【一風】 はい。それでは、よろしくお願いします。

【神様】 それは、こうである。
 お世話される人が、いてくれてこそ、はじめて、
 お前たち、は、お世話が、できる、  のだ。

 否。お世話、させていただける、のだ。

 弱い人、困った人、が、いてこそ、
 お前たち、は、力が、発揮できる。

 ということは、弱い人、困った人、に、
 お前たち、は、【感謝】すべきなのだ。

【一風】 まことに、その通りです。
 ですが、【この世】では、なかなか、そうは、なりません。
 弱い人、困った人、は、厄介者あつかい、と、なることが、多いのです。
 やがては、自分も、そうなるのに、‥‥。

【神様】 例えば、「介護」。
 高齢化社会となり、「介護」を、どうするのかは、【この世】での、大きな問題と、なっている。
 だが、「介護」を、させていただくと、とらえてもらいたい。
 また、「介護」を、受ける者も、堂々と、受けてもらいたい。する者も、される者も、お互いに、【感謝】すべきなのだ。

 赤ちゃんも、同じだ。
 赤ちゃんが、いるおかげで、世話できるのだ。
 赤ちゃんに、【感謝】すべきなのだ。
 授かりものの、赤ちゃんを、お世話させてもらえる。これに、【感謝】して、当たってもらいたい。

 「介護」も、お世話、も、
 してやった、  では、ダメだ。

 させて、いただく、 

 と、【感謝】して、やらねばならない。

 それでこそ、【この世】に、生まれた、かいがあった、ということだ。

【一風】 わかりました。その通りです。

【神様】 【この世】は、【不完全】で、不自由だから、こそ、お前たち、は、持てる力を、発揮できる。だから、お前たち、は、【この世】に、生まれてきたのでは、なかったか?

 それが、お前たち、の、原点であった。

【一風】 はい。その通りです。

【神様】 さらに、言うと、
 
 聴く人が、いて、
 話すことが、できる。

 食べる人が、いて、
 料理を、作ることが、できる。

 これこそが、真実である。

【神様】 今回は、ここまで、とする。

【一風】 ありがとうございました。
 同じ、するのなら、
何事も、イヤイヤするのでは、値打ちは、なく、喜んで、進んでやってこそ、値打ちが、あることが、ここでも、わかりました。
 今後の、糧といたします。

 今回も、ありがとうございました。