【【神様】の解説】
 
 ◎ 能ある鷹は、爪を隠す。
  ★ 雉も鳴かずば、撃たれまい
  ★ 藪から蛇

 能力は、ひけらかすものでは、ない。
 能力は、周囲に悟られてはならない。
 そして、周囲に、自然に溶け込み、
 周囲が、自然に接してくる、まで待つ。
 お前は、自然の一部として、
 全く、目立たない。

 能力を、持つと、
 それを、人は、出したくなる。
 すると、その能力を、出していることが、
 当たり前の、こととなり、
 お前は、疲れるのだ。

 持っているから、といって、
 調子に乗って出すのは、
 愚の骨頂。

 能力は、ここぞというときのために、
 とっておいてこその、能力。

 であるから、
 能力とは、
 使うときまで、出さない、
 辛抱が、できることまで、含んでの、
 能力なのだ。

 武器を持ち、使う者は、
 武器に、滅びる。

 武器を、使うから、
 逆に、相手から、武器を、使われるのだ。

 何かを、為すと、
 何かが、返ってくる。
 何も、為さなければ、
 何も、返ってこない。

 積極的に、何も、自分からは、為さない。
 これこそが、基本なのだ。
 それでこそ、周囲は、
 本心から、動き、
 周囲は、自然と、収まる。

 これを、

◎ 能ある鷹は、爪を隠す。

 と、言う。

 積極的に、為さない、ということが、
 どれほど、大事なことか、
 それが、【真理】なのか、
 聞く耳が、有る者には、わかるのだ。