【神様】
 ◎ 死んだことに、気づけない者。

 死んでしまったのに、それに、気づけず、
 【この世】を、さ迷う者が、多い現実が、ある。

 なぜ、そうなるのか、語る。

 ★ 死後の知識の無さによる

 死んでからのことを、知らなさすぎるから、
 死んでいることに、気づけない。
 なぜなら、死んでも、今まで通り、
 お前は、(生きて)いるのだから。

 ★ 死んでも、お前は、今と変わらず、いる

 死んでも、お前は、
 相変わらず、の、状態で、いる。
 「病気」だった者は、
 相変わらず、「病気」を、演じている。
 ※未だに、「病気」のつもり、なのである。
 「障害者」だった者は、
 相変わらず、「障害者」を、演じている。
 ※未だに、「障害者」のつもり、なのである。
 「社長」だった者は、
 相変わらず、「社長」を、演じている。
 ※未だに、「社長」のつもり、なのである。
 「主婦」だった者は、
 相変わらず、「主婦」を、演じている。
 ※未だに、「主婦」のつもり、なのである。
 
 ★ 死んでも、実感がある

 死んでも、お前は、
 自分の「身体」(※それは【霊体】だが)が、見え、
 つねれば、痛いと、感じ、
 自分の声も、聞こえる。
 まだ、生きている人の声も、聞こえる。
 死んでも、何ら、変わっていない。

 ★ 思った、場所に、移動している

 死んで、お前は、思った場所に、移動している。
 死んだ、場所に、お前は、いない。
 病院で、亡くなっても、
 お前の【意念】が、家にあれば、
 死後、お前は、家に、飛んでいる。
 病院で、亡くなったとしても、
 【意念】が、家に飛んでいるため、
 自分の遺体を、見ていない。
 自分の葬式も、見ていない。
 だから、急に、退院できたと、思い、
 家の中を、お前は、動く。
 (※【霊体】のお前は、幽霊状態である)

 ★ 幽霊状態のお前は、生きている人に、気づかれない

 自分では、実体があり、ピンピンしているお前は、
 家で、家族に、
 ・私は、元気になった。
 ・退院して、帰ってきた。
 と、声をかけても、
 だれも、お前に、振り向きも、しない。
 (※お前が、幽霊状態だからだ)
 家族から、無視された、お前は、
 家族に、触れようとするが、
 妙なことに、家族の「身体」を、すり抜ける。
 手応えが、ない。
 仕方がないので、
 無視された、腹いせに、
 お前は、ドアを、ガタガタさせたり、
 コップを、落として割ったり、
 (※これが、ポルターガイスト現象)
 するが、相変わらず、家族から、無視され続ける。

 ★ さすがの、お前も、事態の異常に、これは変だと、気づき始める

 ふと、仏壇を見ると、
 何と、お前の写真(※遺影)が、
 置かれているでは、ないか。
 オマケに、位牌まで、ある。
 これは、ひょっとしたら、
 私は、死んでいるのかも、
 と、気づき始める。
 だが、生前、思っていたのと、違い、
 死んでも、生きているのと、変わりなさすぎる。
 ピンピンしている。
 ・ああ、どうしたら、いいんだ、
 と、お前は、混乱する。

 ★ やっと、お迎えの【神】に、気づく

 【神】から、お前を、迎えるために、
 ご先祖を、遣わされる、が、
 お前は、それまで、
 死後、のことに、あまりに、無知であったため、
 お迎えが、来ていても、見えなかったのだ。
 しかし、
 やっと、これで、まずは、
 【この世】から、去ることが、
 できるのである。
 このままで、あれば、
 何十年と、死んだことに、気づけないまま、
 【この世】を、迷う、ところで、あったのだ。
 【神】の、おかげで、次の世界に、
 赴くことが、できるのである。

 このような、死後、の、パターンが、
 現在、多いのである。

 現代人は、死後、の、知識が、不十分なため、
 こうなる、可能性が、大である。
 さらには、最悪の場合、
 成仏できず、
 【この世】を、長くさ迷う、
 不浄仏【霊】と、なってしまうのである。

 重々、気をつけて、もらいたい。
 最低限の、死後の知識を、もつことである。