【相談】
 私(60代男性)は、孤児でした。
 児童養護施設(※過去の孤児院)で、育ちました。名前も、そこで、付けてもらったそうです。実の親は、わからないままです。

 今も、ことあるごとに、「私は、棄てられたんだ」という、胸をかきむしられるような、感情に、さいなまれます。
 もちろん、実の親には、そうせざるを得なかった事情が、あったのだと、思います。もう、それを、どうこうとは、思っていません。許しています。

 私も、もう、60代後半です。親も、既に亡くなっていることと、思います。会えないことも、わかっています。
 ですが、時折、未だに、胸かきむしられる、感情が襲ってきます。

 一風先生。どうか、こんな私への、ご助言、お願いします。

【神様】
 過酷な「人生」であっても、それは、自分で選んだもの。何か、そこに、学ぶことが、あるのだ。
 お前は、【魂】であり、いずれ、全てが、判るのだ。

【一風】
 「あなた」の、お辛い思い。壮絶な「人生」。
 察するに、余りあります。

 「あなた」の、感情は、当然のことでしょう。それについては、自然なことと、思います。取り去ることは、最後まで、できないでしょう。

 ここで、ズバリ、【真理】の視点から、申しあげます。心して、お聴き願います。

 「あなた」は、【魂】です。
 死後、「あなた」は、ご自分の「一生」を、
 3D映画で、【神様】と共に、
 見ることに、なります。
 当然、「あなた」の場合、
 赤ちゃんであった、「あなた」が、
 親から、棄てられる、ところを、
 目にすることに、なります。

 その時の、親の(※辛い)「思い」も、
 知ることに、なります。
 おそらく、3D映画を、見終わって、
 「あなた」の所に、
 「あなた」の、実の親だった、【魂】も、
 来られること、でしょう。

 そして、実の親が、
 「あなた」に、謝られることが、
 予想されます。

 そこで、「あなた」は、どうされますか?

 死後、そうなることを、今、お知りになり、
 そうなることを、あらかじめ、
 ご承知おき、ください。
 その時、

 ・何て、言おうか
 ・愚痴ろうか
 ・許そうか
 ・会いたかった、と、正直に言おうか

 が、考えられます。
 まずは、「あなた」は、
 【魂】としてではなく、
 人間として、自分の気持ちに、
 正直に、向き合われるのが、
 いちばんです。
 「あなた」の「思い」は、
 たいへん、複雑でしょうし、
 あまりにも、沢山あるはずです。

 その時、を、楽しみ(?)に、
 お待ちください。

 【この世】のことに、
 【この世】のことを、基準として、
 過剰に、反応されることは、
 霊的には、「未熟」であると、
 判断されます。

 【この世】のことでも、
 【霊界】の【真理】を、基準として、
 冷静に、判断すること、
 が、できれば、
 「あなた」は、ものすごい、
 成長を、されたことに、なるでしょう。

 これ以上のことは、【人生相談・ダルマ堂】で、
 ご相談、申し受けます。
 【人生相談・ダルマ堂】開設の、目的は、
 皆様の、明るい「人生」への、転換、
 の、お手伝いを、することです。

 きっと、「あなた」も、
 明るい「人生」に、確実に、向かいます。