【神様】 久々に、お前(一風)を相手として、語る。

【一風】 はい。よろしくお願いします。読者の代表として、務めさせていただきます。

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テーマ:【「修行」を超えたところに、真の「修行」がある】

【神様】 「修行」につぐ、「修行」だ。お前たちは。

【一風】 はい。その通りです。

【神様】 俗世にあって、日々が、「修行」だ。

【一風】 はい。その通りです。

【神様】 【この世】に、生まれ、「人生」ができることの、「喜び」を、知ることだ。

【一風】 はい。わかります。お続け願います。

【神様】 「人生」そのものが、「修行」だ。お前たちが、そう、望んだことでは、なかったか?
 お前たちが、心から望んだ「人生」。そのことを、思い出せ、と、言っているのだ。

【一風】 はい。そうでした。

【神様】 生活の、一つ一つが、そのまま、「修行」なのだ。
 「人生」が、できることに、感謝することだ。

【一風】 はい。仰られる通りです。感謝ですね。

【神様】 もちろん、「人生」には、苦難が、つきものだ。苦難こそが、「人生」と、言っていい。
 問題は、この、苦難を、どうとらえるか、だけだ。

【一風】 はい。わかってきました。

【神様】 苦難を、避けよう、逃げよう、とすることは、「人生」の意味が、わかっていない、逆証拠だ。
 お前たちが、覚悟して、望んだ「人生」である。襲いかかる、苦難を、喜んで受け止めねば、ならない。

 ・苦難を、敵とせず、
  苦難を、友とせよ。

 こう、お前たちに、言いたい。
 苦難は、「修行」なのだ。
 だが、苦難を
 「修行」と、考えているうちは、
 お前たちは、苦難に、負けている。

 苦難の、襲いかかる、真の意味を悟り、
 ありがたく、苦難を、甘受する。
 そして、苦難を、乗り越える。

 これの、連続だ。
 これが、「修行」でなくて、
 なんで、あろうか。

【一風】 お続け願います。

【神様】 苦難だけでなく、
 「喜び」もまた、「修行」。

 ・生まれた家
 ・親子の出会い
 ・事故や、病気
 ・さまざまな、出会い
 ・恋愛、結婚、離婚
 ・近親者の、死
 ・仕事(事業)の、成功、失敗
 ・犯罪
 ・闘病
 ・介護
 ・自分の、死

 全てが、「修行」。
 「喜び」も、【神】に感謝し、
 苦難も、【神】に感謝し、
 出会いも、【神】に感謝し、
 【死】も、【神】に感謝する。

 こうあることが、理想である。
 【感謝】する、「人生」の、実行である。

【一風】 悟りの境地に、達していて、はじめてできること、かと、思います。
 私たちは、日々の仕事と、生活に追われ、全てが、後手後手。そこから、恨み言、愚痴が、出てしまいます。
 「身体」だけでなく、「心」が、疲れているのだと、思います。

 どうすれば、いいのですか?

【神様】 だから、お前たちは、何回も、何回も、「人生」をしているのだ。
 無理に、感謝することは、ない。
 苦しいときは、苦しいと、言えばいい。

 私(【神様】)が、言いたいことは、
 やるなら、心から、喜んで、やれ、
 と、いうことだ。

 無理ならば、しなくて、よい。
 この、
 
 ・心から、感謝して

 は、
 この、境地に、達した者が、やればいいだけだ。
 
 この、境地を、他人に、押し付けることは、できない。
 こここそが、【この世】の、いちばん難しいことなのだ。

 だが、この、【真理】を、
 お前(一風)は、聴く耳のある者に、
 伝えねば、ならない。
 その者は、私(※【神】)の方で、
 手配、世話を、するであろう。

【一風】 はい。わかりました。よろしくお願いします。
 聴く耳を、お持ちの方との、出会いを、待ちます。

【神様】 それで、よい。
 お前は、お前の、できることを、やればよい。
 今回は、ここまでと、する。

【一風】 はい。今回も、ありがとうございました。
 読者を代表し、感謝申しあげます。