【神様】 相手を、務めるように。

【一風】 はい。(※【意念】を集中させる)

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テーマ:【どうしたら悟れるのか】

【神様】 すでに、このテーマの、表現の仕方が、間違いである。

【一風】 はい。と、言いますと?

【神様】 お前たちは、すでに、悟っている【存在】である、からだ。
 悟っている、お前たちが、「どうしたら悟れるのか」と、言うこと自体、おかしいことではないかな。

【一風】 そうですね。
 すると、私たちは、すでに、悟っているのですね。

【神様】 そうだ。お前たちは、すでに、悟っている。
 ただし、そのことを、一時的に、記憶喪失させられて、いるのだ。
 まっさらな、「人生」を、スタートさせるために、一時的に、記憶喪失させられて、いるのが、今、の、お前たち、なのだ。

【一風】 はい。そうなのですね。

【神様】 お前たちは、なんと、贅沢な「旅」をしていることか。記憶喪失することで、スリルとサスペンスに、満ちた、「人生」という、旅を、味わえているでは、ないか。

【一風】 はい。右往左往、しています。

【神様】 だから、どうにも、こうにも、もない。
 【悟り】には、また、すぐ戻れる。
 記憶喪失させられている、現在を、楽しむのだ。
 たとえ、お前たちに、何があろうと、
 全員、救われている。
 【神】の、張った網から、漏れることはない。

【一風】 はい。
 「天網恢々、疎にして失わず」(※『老子』)ですね。

【神様】 そうである。
 お前たちは、全て、【悟り】の【存在】である。
 お前(一風)は、部分的に、記憶を取り戻したのだ。
 だから、ものの見方が、劇的に転換できたのだ。

 ここで、おさらえ、しておく。

 ・お前とは、【魂】である。

 ・【魂】は、不滅の【存在】である。
 
 ・【魂】は、エネルギーそのものであり、
  物を【存在】せしめる。

 ・「身体」を生かしめているのも、
  【魂】がいるからだ。
 (※【魂】は、言わば強力な電池のようなものである)

【一風】 全て、【神様】のおかげです。
 聴く耳を持つ、方々に、お伝えすることで、私の使命を果たす所存です。

【神様】 「どうしたら悟れるのか」とは、
 愚問である。
 お前たちは、どうあっても、
 【悟り】に、帰ってくることに、なっているからだ。

 生きているうちに、【悟り】を思い出すことも、あろうが、それは、ごく少数の者(※聴く耳を持つ者)だけだ。あとの者は、死後、【悟り】に、戻る。しかも、自動的に。 

 つまり、死後、お前たち、は、
 正気に、戻る、
 と言うわけだ。

【一風】 よく、わかりました。
 読者の方々も、わかる人には、わかると、思います。

【神様】 それで、よい。
 今回も、よく、務められた。

【一風】 はい。ありがとうございました。
 感謝申しあげます。