【霊界】探訪

※ うわさ話・世間体【地獄】に、赴く

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今回は、【神様】のお導きで、
うわさ話・世間体【地獄】を、訪問させて、いただきます。

そこは、日本人が、死後、行くことが、多い【地獄】
だそうです。

それでは、【神様】に、【意念】を、集中させ、
【神様】の、手引きで、行かせていただきます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

【一風】 やって、きました。
 なんだか、夕暮れ時の、明るさ(暗さ?)
 の、世界に、きました。
 日本の、どこにでもある、街中の、風景です。

 ただ、空気は、よどんでおり、
 ムッとする、息苦しさが、あります。

 プランターなどは、道端には、あるのですが、
 水やりが、できていないのか、
 みな、植物は、枯れています。

 街路樹も、ありますが、冬でもないのに、
 みな、葉を落として、殺風景です。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

【一風】 こんにちは。ちょっと、お尋ねします。
 ここは、どんな、町でしょうか?

【★住民A】 あら、お兄さん(※一風のこと)、
 見かけない顔だね。

 ここは、不景気な、町だよ。
 ちょっと、昔は、景気も、良くって、
 いい買い物、が、できたんだけどね。

 でも、みな、外に出るときには、
 身だしなみ、だけは、キチンとしてるよ。
 不景気だと、思われたく、ないからね。
 世間体、第一さ。
 (※と言う割には、服装もどこか、薄汚れている)
 (※服装の汚れは、心の汚れを、現す)
 (※本人には、服装の汚れは、見えず、綺麗にしているつもりである)

 あら、これ、内緒だよ。

【一風】 そうなんですね。

【★住民A】 あら、奥さん(※【★住民B】)。
 お出かけ、ですか?

【★住民B】 もう、うちの主人なんか、
 残業、残業、で、
 もう、何日も、帰ってきてないんですよ。
 (※本当は、もう、何年も、帰っていない)
 (※自分が、死んでいることに、気づいていないためである)

【★住民A】 あら、そう。
 うちなんかも、そうなのよ。
 どこで、何、してんのか、
 まあ、ちゃんと、振り込みだけは、あるから、
 仕事、頑張ってるんでしょうけど。

【★住民B】 もう、旦那なんか、ほっといて、
 女子会、でも、やりません?
 そこの、カフェで。

【★住民A】 いいわね。行きましょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ すぐの、所の、カフェに、入って
 (※飲み物を注文しては、いるが、飲もうとは、していない‥‥。飲む、真似事だけ)

【★住民A】 ところで、あんた、あそこの奥さん(※【★住民C】)、のこと、知ってる?

【★住民B】 知ってるわよ。最近、きれいにして、出かけること、多いわよね。
 どこへ、行ってるの、かしら?

【★住民A】 それがさ、どうも、隣町で、
 ○○、してるって、うわさよ!

【★住民B】 えー。そうなの。
 あの人も、なかなか、やるじゃないの。
 旦那が、帰ってこないのを、いいことにさ。

【★住民A】 ほんと、イライラするわ。
 誰かに見つかって、離婚沙汰に、なれば、
 おもしろいのに。

 あーあ。私に、なんか、いいこと、ないかな?

【★住民B】 ねえねえ。昨日の、ワイドショー、見た?

【★住民A】 ワイドショー?

【★住民B】 芸能人○○の、離婚!

【★住民A】 見た、見た。あれじゃ、ダメよね。
 離婚も、当然よ。どれくらい、慰謝料、取るのかしら?

【★住民B】 さあ? ざまあ、見ろ、よね。
 まあ、私たちには、関係ないんだけど。
 
 他人の不幸は、蜜の味、よね!

【★住民A】 ほんと、そう。
 でも、あーあ。
 いつになったら、主人、帰ってくるのかなあ?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※ ここで、カフェから、出てきて、この2人に、聞く。

【一風】 楽しかった、ようですね。

【★住民A】 あら、お兄さん、まだ、いたの。

【一風】 他人のうわさ話を、されてた、ようですが、
 そんなに、楽しいですか?

【★住民A】 あら、お兄さん、聴いてたの?
 ちょっと、いいかげんに、してよ。恥ずかしい!

【一風】 すいません。
 いや、でもね、お二人さん、ニコニコして、
 お話し、されているの、窓越しに、
 見えていた、ものですから。
 そうじゃ、ないかな、と、想像しただけですよ。

【★住民B】 そうなの、お兄さん。
 私たち、仲がいいの。
 他人のうわさ話や、まあ、悪口もあるけど、
 ワイドショーの、芸能人情報、
 楽しいわよ!

【一風】 そうですか。
 でも、あなた方とは、関係ない、ことでは、
 ないんですか?

【★住民A】 そうなんだけど。
 他人のうわさ話を、するのが、
 まあ、あいさつ、みたいな、ものね。
 女性なら、誰でも、そうなのよ。
 他人の、うわさ話するのが、楽しいのよ。

 そして、自分は、そうじゃ、ないって、
 自分で、自分を、慰めるのよ。

 見た目と、世間体が、ここでは、いちばん
 大事ですからね。

【一風】 怒らないで、くださいよ。

 あなた方は、もう、死んでしまって、いること、
 ご存知、ですか?

 だから、ご主人さんが、家にいないんですよ。

【★住民A】 ちょっと、お兄さん!
 変なこと、言わないでよ!
 私が、死んで、るって?
 なにそれ。
 ちゃんと、この通り、生きてるじゃない。
 この通り、ピンピンしてるわ。

【一風】 でも、おかしくは、ありませんか?
 食事してますか?
 寝ることは、ありますか?
 家族は、どうしてますか?

【★住民A】 そう言えば。
 長い間、食事も、していない。だって、お腹がすかないんだもの。
 寝ても、いないわ。だって、夜がこないんだもの。
 家族も、いつの間にか、だれも、いなくなってしまってる。

 でも、こうして、生きて、ます!

 お兄さん! いい加減なこと、言わないでよ!

 警察に、通報するわよ!
 不審者、だって!

【★住民B】 そうよ!
 お兄さん、あんた、新興宗教の、人なんでしょ!
 私たちを、だまして、
 入信させて、「お金」を、ふんだくろうと、
 してるのね!

 死んでる、だなんて、
 とんでもない、こと、言って!

 誰か、来て! この人、不審者です!!

【一風】 私は、不審者なんかじゃ、ありませんよ。
 ただ、あなた方が、ご自身のこと、
 どれだけ、わかって、おられるのかと、
 思って、親切で、教えた、だけですよ。

 うわさ話や、悪口は、良くないですよ!

【★住民A】【★住民B】
 誰か、来て!
 この人、泥棒です!!

【一風】 ああ、ダメだ。
 「聴く」耳なんて、ない。この人たち。
 自己中、だ。

 逃げないと、こりゃ、ほんと、に、
 危ない、な。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 ということで、【意念】を、集中させ、
 【神様】に、現実世界に、戻して、いただきました。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 【地獄】を、訪問して、いつも、思うのですが、
 住民の人は、みな、

 ・自己中である
 ・人の言うことに、「聴く」耳を、持たない
 ・自分が、死んでいる自覚が、ない
 ・違った考えを、拒絶する(※頑固)

 であります。

 【地上界】で、生きていたときから、
 おそらく、そうだった、のでしょう。
 死んでいるのに、
 まだ、【地上界】の、延長戦を、している、
 つもり、なのです。

 【真理】を、知らないことは、
 悲しいことだと、今回も、痛感しました。

 今回も、【霊界】探訪させて、いただき、
 【神様】、ありがとうございました。
 たいへん、勉強に、なりました。
 【この世】で、「聴く」耳が、ある人に、
 お伝え、したいと、思っております。