前回 (360話) に、引き続き、
リポート、いたします。

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【一風】 天使様は、【地獄】界の、町で、
 そこの、住民に、混じって、おられる、
 のでしょうか?

【天使C】 そうです。【地獄】界の、住民に、
 混じって、暮らすのです。

 そうやって、この【地獄】の町から、
 卒業できそうな、【魂】が、いないか、
 観察している、のです。

 【地獄】界の、住民に、なりきって、
 天使だと、バレないように、
 【波動】も、落として、混じる、のです。

【一風】 【地獄】界の、町を、卒業できそうな、  【魂】は、観察すれば、わかりますか?

【天使C】 それは、わかります。
 【魂】が、もう、その町に、
 そぐわなく、なっているのです。
 もう、そこに、いることが、
 飽き飽き、していると、言うか、
 ウンザリだ、と言った、【波動】を、
 感じるのです。

 その時、その【魂】に、
 もう、ここから、出ませんか?
 と、誘いを、かけるのです。

【一風】 そうなんですね。
 天使様の、ご苦労、お察しいたします。
 天使様は、苦しくは、ありませんか?

【天使C】 お気遣い、ありがとうございます。
 私たち(※【天使】)は、この、仕事を、
 【神様】から、託され、
 喜んで、やって、おります。
 こんなに、天使?冥利に、尽きることは、
 ありませんから。

 他の【魂】の、お役に立てるくらい、
 やりがいのある、「喜び」は、
 ないのですよ。

 あなた(※一風のこと)も、
 同じ、では、ありませんか?

【一風】 はい。私も、【地上界】で、
 同じ、思いで、喜んで、やって、おります。

【天使C】 そうでしょう。
 お互いに、頑張りましょう。

【一風】 ところで、【地獄】界から、
 【天界】に、昇るまでには、
 このような、町を、いくつ、抜けていかねば、
 ならないので、しょうか?

 お教え、願います。

【天使C】 いい、ご質問です。

 私の「知る」限り、
 この、町のある【地獄】は、
 【地獄】界の中では、中程に、位置しています。

 ここから、にしても、
 こんな、町を、
 数十は、通過しなければ、なりません。

 ということは、この、町の、
 下にも、まだ、数十の、【地獄】の町が、
 あると、いうことでしょう。

 私にしても、ここが、私の力の限界で、
 これより、深いところにある、町へは、
 危険で、行くことは、許可、されていません。

【一風】 なるほど。
 よく、わかりました。
 たいへん、参考に、なりました。

 ということは、
 【地獄】の町、から、出たところには、
 このような、中継小屋が、あるのでしょうか?

【天使C】 はい。私の「知る」限り、
 そうです。

 このような、中継小屋が、なければ、
 どうして、【魂】を、救うことが、
 できるで、しょうか?

【一風】 その通りです。天使様。

【天使C】 【神様】は、全ての、【魂】に、
 ご配慮を、行き届かされて、おられます。

 ここは、【地獄】などと、呼ばれては、おりますが、
 それは、偏った、ものの見方。
 【魂】の、間違った【念】を、洗い落とす、
 有り難い、トレーニング場、
 と、表現すべきだと、私は、思います、が。

【一風】 その通りです。天使様。
 この、【地獄】界が、あるおかげで、
 私たち【魂】は、また、【念】を、改善させ、
 正しい道へと、進むことが、できるのですから。

 【魂】の、遍歴での、一時的な、
 回り道、それも、必要な、回り道、だと、
 解釈して、おります。

【天使C】 それで、よいでしょう。

 ここでの、【魂】の、様子も、
 過去の、私たちの、通って来た、道、
 なのです。

 一人として、【地獄】界に、お世話にならないで、
 済んだ、【魂】など、いないのですから。

 この、【地獄】界とは、私たちにとって、
 必要な、有り難い、世界、なのですよ!

【一風】 その通りです。目が覚めました。

 天使様の、お言葉で、ハッと気づける、
 【地上界】の、読者の方も、
 きっと、多く、いることと、思います。

 ところで、一つ、質問させて、
 いただきます。

 ・【地獄】界とは、【地上界】の人間の、【念】が、
 こしらえた、世界、なのでしょうか?
 はたまた、【地獄】界の【魂】の【念】が、
 【地上界】の人間に、影響を与え、今の【地上界】が、こうあるので、しょうか?

【天使A】(※【天使A】に替わって)

 それは、いい、ご質問です。

 私たちは、こう、考えます。

 元々、【地獄】界など、ありませんでした。
 しかし、【地上界】での、
 【真理】を、知らないが、ゆえの、過ちが、
 【地獄】界を、生んでいった、と。

 そして、その【地獄】界の、【魂】から、
 逆に、【地上界】の人間に、
 過ちの、【念】が、放射されることに、
 なった、と。

 つまり、
 【地上界】の人間には、
 【天界】からの、【念】と、
 【地獄】界からの、【念】が、
 両方、来ていると、知ってください。

 その、どちらの【念】に、感応するかは、
 「あなた」次第です、
 と。

 「あなた」の、アンテナが、
 【天界】からの、【念】に、感応するか、
 【地獄】界からの、【念】に、感応するか、
 で、「人生」が、左右される、のです。

 だから、【真理】を、知ることが、
 「人生」で、いちばん、大事な、ことなのです。

【一風】 ありがとうございます。
 目から鱗が、落ちた、思いです。

 今日、ここへ、来させていただき、
 本当に、良かったです。

 私(※一風)も、天使様のように、ありたいと、
 強く、思わされました。

【天使A】 それは、何よりでした。

 一緒に、【神様】に、お礼申しあげましょう。

【一風】 はい。

 そろそろ、(ここを去る)時間が、来たようです。
 今日、の、この体験は、
 忘れません。

 たいへん、お世話に、なりました。
 【地上界】で、「聴く」耳のある、人に、
 お伝え、いたします。

【天使A】【天使B】【天使C】
 ご苦労様、でした。

 機会があれば、また、お会い、いたしましょう。
 さようなら。

【一風】 ありがとうございました。
 さようなら。

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 人間は、記憶を消されているので、
 今しか、今の生活を、どうするか、
 しか、関心が向かない。

 しかし、こうやって、今生、
 人間として、生まれる、までに、
 その、資格を、得るために、

 前回の、「人生」での、
 数々の、過ちを、
 こうした、【地獄】界で、
 【魂】の、垢を、洗い落とし、
 やっと、【天界】まで、たどり着き、
 人間に、生まれる、資格を、得たのである。

 だとしたら、
 今生、の、「人生」で、
 どういう、生き方、を、するかは、
 とても、重要なことであろう。
 
 できれば、死後、また、
 こういった、【地獄】界に、お世話に、なり、
 【魂】の、垢落としを、せねばならない、
 サイクル、からは、卒業したい、ものである。

 【地獄】界を、抜け出しても、
 次には、【天界】で、学校に、入らなければ、
 ならないのである。

 そこで、【魂】とは、何なのか?
 人間に、生まれる、とは、何なのか?

 を、学習しなおし、
 やっと、また、人間に、生まれることが、
 できたのである。

 このサイクルが、日本人なら、
 もう、50回、以上は、している、のである。

 ということは、
 50回、も、【地獄】界を、
 脱出する、体験を、している、という、
 ことなのだ。

 【真理】を、知り、
 この、サイクルそのものから、
 卒業、するのが、
 「人生」の、真の目的、であると、
 私(※一風)は、今回、
 改めて、確信した、次第です。

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 今回、の、訪問を、させて、いただいた、
 【神様】に、【感謝】申しあげます。
 ありがとうございました。