【霊界】探訪のまとめ

※ 【地獄】界探訪から、得られた教訓の、数々

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教訓「⑤」 【地獄】界からの、卒業には、

 ◎ 己を救えるのは、己自身しか、ない

 ※ 己の【魂】は、己の「主人公」である
 ※ 天使と言えど、他の【魂】に、介入できない
 ※ 飽きるまで、汚れきり、そして、脱ぎ捨てる

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 【魂】の、「垢」落としのための、世界である、
 【地獄】界とは、

 思う存分、煩悩に、まみれさせて、くれる、
 有り難い、世界である。

 この、思う存分、が、大切である。

 思う存分、煩悩を、味わいつくし、
 そこから、結果、
 「虚しさ」「バカバカしさ」
 を、思い知らされる、のである。

 例えば、
 飽食【地獄】界、では、

 ・ 毎日、ご馳走三昧
 ・ 腹一杯、たらふく、美食できる
 ・ 満腹感の、快感に酔う

 これを、飽きるまで、やり続けている、のだった。

 さすがに、これを、何十年も、やり続けると、
 飽きがくる。

 【魂】は、元々、食事する、必要など、
 なかったのだ。
 それに、ふと、気づく。

 ・ こんなところで、私は、何を油売っていたんだ?
 ・ もう、ゲップ、ゲップ。食べたくない。

 と、心の底から、思った時が、
 【地獄】界、卒業の、時である。

 その時に、ようやく、
 お迎えの、天使様が、見えるようになる。

 今までは、飽食することに、必死で、
 天使様を、見ようにも、
 【波動】のチャンネルが、違っており、
 天使様の、姿が、見えなかった、
 のである。

 己自身の、気づきで、
 ようやく、お迎えの、天使様が、いることを、
 発見でき、

 ・ ああ! ここから、早く、出たい!

 と、心の底から、念願するように、なる。

 この、発願(ほつがん)こそが、
 全て、なのである。
 「発願」=「動機」
 であるからだ。

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 例えば、
 物質第一主義【地獄】界では、

 思う存分、
 物質に、まみれた、生活を、させてくれる、
 のであった。

 最初は、それで、
 己の心は、満たされて、いたのだが、
 それは、偽りの、満足感、である。

 いかに、物質的に、満足感が、得られようと、
 そこには、【愛】が、欠けている、から、
 いずれ、虚しさが、襲ってくるのである。

 ◎ 真の満足感とは、
   物質にまみれる、ことではなく、
  【愛】を、受け、
  【愛】を、与える、
   ところに、こそ、存在する

 の、発見に、至るのである。

 そうなれば、その【住民】も、
 そろそろ、【地獄】界卒業が、近い
 のだった。

 ここまで、待たねば、【地獄】界は、
 卒業できないのである。

 例えば、
 思う存分、煩悩を、味わいつくし、ていないのに、
 無理やり、天使が、
 その【住民】を、引っ張り出そうと、しても、
 それこそ、【住民】に、とっては、
 地獄であろう。

 煩悩を、味わいつくしている間中、
 その、【地獄】界こそが、
 【住民】にとっては、【天界】だった、
 からである。

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 「お金」を、いくら、たくさん貯めようと、
 財宝を、いくら、たくさん持とうと、
 地位や名誉を、いくら得ようと、

 それは、その時限りの、あだ花のようなもの。

 一瞬、満足感は、覚えても、
 
 ・ もっと、欲しい
 ・ もっと、上に行きたい

 と、欲望は、際限がなく、
 今に、満足は、しなくなる。

 どこまで、行っても、満足というのは、
 実は、ないのである。

 それに、気づくまで、永遠に、追い求める世界、
 それが、【地獄】界、だということ。

 いつまでたっても、心に、平安は、
 訪れません。

 「あなた」の、身のまわりでは、いかがでしょうか?

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 先哲である、老子は、こう、戒めています。

 ◎ 足るを、知る者は、常に、足る

 と。

 これで、よい、
 と、そこで、満足する、
 それは、周りが、どうあるのとは、
 関係ない、こと。

 満足を、知った人は、
 常に、満足していられる。

 物(※物質)欲は、切りがなく、
 そんなものに、追い回され、
 自分を、見失う、愚を、
 老子は、説いている、のです。

 これを、
 「知足」の教え、
 と、呼びます。

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 【地獄】界探訪は、私たちに、
 いろいろなことを、教えてくれて、います。

 それは、別世界での、出来事でなく、
 【この世】である、【地上界】にも、
 色濃く、あること、だったのです。

 【地上界】にも、似たことがあるから、こそ、
 【地獄】界、なるものが、できている、のです。

 これは、
 【地獄】界、とは、
 他人事、ではなく、
 自分事、という、ことなのです。

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 以上で、【地獄】界探訪の、総括と、します。
 ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。