人生に役立てる、古典の知恵「09」

◎ 殷鑑遠からず(※いんかんとおからず)
 (『詩経』)

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【【神様】ご自身からの、解説】

 戒め(※鑑かがみ)と、すべきは、
 ごく、身近に、あるのだ。

 他人の振り見て、我が振り、直せ

 である。

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【私(※一風)からの、解説】

 中国古代王朝は、
 夏→殷→周と、それぞれ、400年ほど、
 続いています。

 夏も、殷も、滅ぶときは、
 同じような、原因で、滅亡しており、
 前王朝と、同じ轍を、踏んでいるのです。

 殷の、戒め(※鑑)とすべきは、
 すぐ前の、夏王朝に、学べ、
 ということでした。

 物質の、豪奢に、おぼれて、
 結局は、破滅を、招いております。

 物質の豪奢に、おぼれる、
 ということは、
 【真理】を、体得できていない、
 ということの、裏返し、でも、あります。

 「人生」でも、同様かと、思います。

 物質に捕らわれ過ぎると、大切な、【真理】を、
 忘れてしまい、がちと、なるでしょう。

 否、

 【真理】を、遠ざけているから、こそ、
 物質の、奴隷と、ならされて、しまうのです。

 ◎ 殷鑑遠からず

 とは、
 
 ・他人から、学べ
 ・歴史から、学べ

 ということです。

 【人生相談・ダルマ堂】まで、お越しください。

 あなたの、鑑となる、【真理】を、
 お伝え、いたします。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。