人生に役立てる、古典の知恵「43」

◎ 蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争い
 (『荘子』)

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【【神様】ご自身からの、解説】

 お前たちが、今いる、【この世】も、
 私(※神)から、見れば、
 まことに、小さな世界に過ぎず、
 その、小さな世界で、
 お前たちは、ドラマを、展開している。

 お互いに、【真理】を、知らない者、同士の、
 目先のことでの、角つきあわす、
 ドラマである。

 それを、

 ◎ 蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争い

 と言うのだ。

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【私(※一風)からの、解説】

 蝸牛とは、カタツムリのこと。
 (※小さいことの、たとえ)

 角上とは、その、カタツムリのツノのこと。

 言わば、私たちは、カタツムリの、
 ツノの上に、存在しており、
 向こう側の、ツノの、住人と、
 争っている、のと、同じである、

 との、教えで、あります。

 お互いに、小さな世界に、いるとも、知らず、
 我を張り合い、
 争っている、ようです。

 「人生」では、どうでしょうか?

 これと、似てはいないで、しょうか?

 私たちが、広大だと、信じているこの、
 地球(※【この世】)も、
 神様から、見れば、
 まことに、カタツムリのように、小さく、
 その中で、修行(※実践すること)を、
 やらせて、いただいている、
 との、認識が、要るのでしょう。

 やはり、私たちには、
 【真理】の、知識が、必要だと、
 私(※一風)は、強く、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。