【『小桜姫物語』から学ぶ真理「44」】

◎ 小桜神社の、建立 ③

※ それについての、龍神様との、問答

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【引用文】

小桜姫:

 とうとう、私を祭神とした、

 ◎ 小桜神社

 が、村人全体の、相談の結果、として、
 建立、される、段取りに、なって、しまいました。

 この、事情が、
 指導役のお爺さんから、伝えられた、時に、
 私は、びっくり、してしまいました。

 私は、真紅になって、ご辞退しました。

 お爺さま。 
 それは、とんでもない、ことで、
 ございます。
 私など、まだ、修行中の、身。
 力量といい、また、行状といい、
 とても、そんな、資格のあろう、筈が、
 ございませぬ。

 他のことと、異なり、
 こればかりは、ご辞退、申し上げます。

 が、お爺さんは、
 いっかな、承知なさらないの、でした。

お爺さん:

 そなたが、何と言おうと、
 
 ◎ 神界では、すでに、人民の願いを容れ、
  小桜神社を、建てさせることに、決めた

 ◎ そなたの、器量は、神界で、
  何もかも、ご存知

 じゃ。

 ◎ そなたは、ただ、誠心誠意で、
  人と神との、仲介をすれば、それで、よい

 いまさら、我が儘を、申したとて、
 何にも、ならんぞ。

小桜姫:

 左様な、もので、ございましょうか?

 私としては、内心、多大の不安を、感じながら、
 そう、お答えするより、
 外に、詮術が、ないので、ございました。

 つづく

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『小桜姫物語』より、引用抜粋

ご質問など、あれば、お答えしますので、
【人生相談・ダルマ堂】まで、ご連絡願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。