【『小桜姫物語』から学ぶ真理「50」】

【私(※一風)からの、解説】

 この、『小桜姫物語』よりの、回も、今回で、
 一区切りに、したいと、思います。

 『小桜姫物語』は、私(※一風)が、最初に、
 修行として、読むことを命ぜられた、本の、
 一つであります。
 
 それ以降、通算、百回以上は、読んでおりますが、
 読むたびに、新しい気づき、発見が、今尚、
 あります。

 この度、ここに、掲載させて、いただきましたのは、
 その、ごく、一部でありました。
 興味のある、お方は、ぜひ、
 『小桜姫物語』の、原本を、お読みいただければ、
 と、願っております。

 また、当地、三浦半島、三崎にあります、
 諸磯神明社(※若宮)にも、
 ぜひ、お詣りいただきたいと、存じます。

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◎ 小桜姫から、現界の我々への、助言 ③

※ 神々の、受け持ち

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【引用文】

小桜姫:

 さて、産土の神様の、お仕事の中で、
 なにより、大切なのが、やはり、

 ◎◎ 人間の生死

 の、問題で、ございます。

 現世の、役場では、
 子どもが、生まれてから、
 初めて、受け付けますが、

 こちらでは、

 ◎◎ 生まれる、ずっと前から、それか、
   わかって、おります

 ようで、
 何にしましても、
 一人の人間が、現世に、生まれると、申すことは、
 なかなか、重大な事柄で、ございますので、

 右の次第は、

 ◎◎ 産土の神様から、それぞれ、上の神様に、
   お届けが、あり、やがて、最高の神様の、
   お手元までも、達する

 との、ことで、ございます。

 申すまでもなく、

 ◎◎ 生まれる人間には、必ず一人の、
   守護霊が、付けられます

 が、これも、みな、
 上の神界からの、お指図で、決められる、
 ように、承っております。

 それから、
 
 ◎◎ 人間が、亡くなる場合にも、
   第一に、受け付けて、くださるのが、
   やはり、産土の神様で

 ◎◎ 誕生のみが、決してその、
   受け持ち、ではない

 ので、ございます。

 これは、氏子として、ぜひ、心得ておかねば、
 ならぬことと、存じられます。

 もっとも、そのお仕事は、ただ、

 ◎◎ 受け付けて、くださる

 だけで、

 ◎◎ 直接、帰幽者を、お引き受けください、
   ますのが、大国主命様

 で、ございます。

 産土神様から、お届けが、ありますと、
 大国主命様、の方では、、

 ◎◎ すぐに、死者の行くべき、ところを、
   見定め

 そして、

 ◎◎ それぞれ、適当な指導役を、お付け、
   くださいます

 のです。

 ◎◎ 指導役は、やはり、龍神様

 であります。

 人霊では、ややもすれば、人情味が、ありすぎ、
 こちらの世界(※霊界)での、躾をするのに、
 あまり、面白くない、ようで、ございます。

 私なども、やはり、一人の龍神様の、
 ご指導に、預かったことは、
 かねがね、申し上げております、通りで、
 これは、

 ◎◎ 私に限らず、どなた様も、みな、
   その(※龍神様)、お世話に、なる

 ので、ございます。

 つまり、

 ◎◎ 現世では、主として、守護霊

 ◎◎ 幽界では、主として、指導霊

 の、お世話に、なるものと、お思いになれば、
 よろしゅう、ございます。

 尚、
 生死以外にも、産土神様の、お世話になることは、
 数限りも、ございませぬが、
 
 ただ、産土の神様は、言わば、

 ◎◎ 万事の切り盛りをなさる、総受付

 のような、もので、
 実際の、仕事には、みな、それぞれ、

 ◎◎ 専門の神様

 が、控えておられます。

 つまり、

 ◎◎ 病気には、病気直しの神様

 ◎◎ 武芸には、武芸専門の神様

 その外、世界中の、ありとあらゆる、仕事は、
 それぞれ、みな、

 ◎◎ 受け持ちの、神様

 が、あるので、ございます。

 人間と、申すものは、
 とかく、自分の力一つで、何でもできる、
 ように、考えがちで、ございますが、
 
 実は、大なり小なり、みな、

 ◎◎ 蔭から、神々の、お力添え

 が、あるので、ございます。

 これら、神々の外に、
 この国には、

 ◎◎ 観音様

 とか、

 ◎◎ 不動様

 とか、その他、様々のものが、
 ございますが、

 私が、こちらで、実地に調べたところ、では、
 それは、ただ、

 ◎◎ 途中の相違

 つまり、幽界の下層にいる、眷族が、
 かれこれ、区別を、立てているだけの、もので、
 
 ◎◎ 奥の方は、みな、一つ

 なので、ございます。

 富士山に、登りますにも、道は、いろいろ、
 つけて、ございます。

 教えの道も、やはり、そうした、ものでは、
 なかろうかと、存じられます。

 終了

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『小桜姫物語』より、引用抜粋

ご質問など、あれば、お答えしますので、
【人生相談・ダルマ堂】まで、ご連絡願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。