新:『神様』から学ぶ、真理と人生哲学「05」

◎ 渇すれども、盗泉の水は、飲まず

  【真理】を体得した者なら、
  目の前に、たとえ利益があろうと、
  それが、不正なもの、と、見極めがつけば、
  決して、手を出すことは、ない

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 孔子は、学んだ自分の主張を、
 取り入れてくれる、国を探すため、
 旅から旅の、日々を、過ごされました。

 旅の途中、
 飢えと渇きに、窮することも、
 度々であったと、想像されます。

 山東省を、旅されて、いたとき、
 喉の渇きを、覚えて、
 水を求めて、困難な、状況で、あったとき、
 やっと、水場を、発見しました。

 ですが、
 その、水場の、地名が、

 ※ 盗泉(※とうせん)

 であった、のです。

 そのとき、孔子は、弟子に、

 ◎ 如何に、窮しようと、不正のにおい、
   の、するものに、手を出しては、ならない
   それが、【真理】を、知った者の、
   当然の、態度である

 と、諭され、
 その場を、決然として、立ち去った、
 
 との、伝説で、あります。

 それが、今日、

 ◎ 渇すれども、盗泉の水は、飲まず

 という、故事として、伝わっている、
 わけです。

 【この世】では、

 ※ 背に腹は、変えられない

 事態に、私たちも、陥ることが、
 多々、あること、でしょう。

 ですが、
 安直に、手軽な手段や、
 目先の、ごまかしに、手を染めることは、
 厳に慎む、べきでしょう。

 その時は、この、故事を、
 思い出す、べきだと、思います。

 それでは、【精神統一】し、
 神様に、この点、ご教示、いただきたい、
 と、集中させます。

 よろしく、お願いいたします。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
★★【【神様】ご自身から】

 【真理】に、目覚める、
 とは、
 
 ◎ 己が、何者だ

 に、気づけた、ことと、
 同義です。

 あなたとは、
 元々、何の不足もない、

 ◎ 完全

 であった、のです。

 ここさえ、体得できて、いれば、
 一時、身体を得て、
 【この世】で、生きようと、
 
 ◎ まったく、ブレることはない

 のです。

 いかに、困窮しようと、
 いかに、瀕死となろうと、
 いかに、障害を負おうと、

 真のあなたは、

 ◎ 全くの完全

 なのです。

 ※【この世】で、一時の迷いに、陥っている

 のが、人間なのです。

 皆が、迷っているからと、いって、
 あなたも、迷う、必要は、
 ありません。

 【真理】を、体得できた、あなたは、
 決然として、

 ◎ 完全

 であることを、担保に、
 たとえ、一人であろうと、
 堂々と、していれば、よいのです。

 孔子の、この故事は、その、お手本です。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
私(※一風):神様、ありがとうございました。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。