『霊訓』:高級霊・インペレーターからの言葉「12」

◎ 悪霊について

  『霊訓』翻訳者である、
  浅野和三郎博士、からの解説

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☆☆【私(※一風)から】

 『霊訓』を日本に、紹介されたのが、
 この分野の第一人者であった、
 浅野和三郎博士であります。

 『霊訓』の、それぞれの、章の、
 結びに、解説を加えられて、います。

 ここからも、
 私たちは、勉強になることが、
 記されています。

 今回は、前回から述べられている、
 悪魔問題、についての、
 博士の、解説を、載せたいと思います。

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浅野和三郎博士:

 『悪霊の存在』の、条下に、

 ◎ 魔群と称するものは、
   低級未発達の、魂の集団である

 と、インペレーター霊が、述べてあるのは、
 至言である。

 【悪】とは、つまり、
 「不完全」または、「未発達」の、代名詞で、
 純粋の悪霊そのものは、存在せぬ。
 
 どんな、悪霊でも、
 最後には、みな、浄化し、
 美化し、善化する。

 従って、どんな、悪霊でも、
 ことごとく、神の子、であり、
 神界の、統治下にある、のである。

 抽象的な、善玉、悪玉の、
 永遠の闘争のごとき、思想は、
 一時も早く、排斥すべき、である。

 同時に、
 【霊界】を、一の清浄無垢の理想郷と、
 考えることも、
 また、とんでもない、迷妄である。

 【霊界】は、現界と同じく、

 ◎ 玉石混交の差別の世界

 で、
 寸刻の油断も、できない。

 これを、知らずに、幽明交通をするから、
 そこに、多大の弊害が、起こるのである。

 初学の士は、
 最初、なるべく、学識経験の積んだ、
 指導者に、つきて、
 言間の消息に、通ずべく、心がけるのが、
 安全で、あろう。

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☆☆【私(※一風)から】

 この、浅野和三郎博士からの、解説によって、
 インペレーター霊からの、通信が、
 より、深く、理解できるのでした。

 浅野和三郎博士は、
 この道において、日本での、
 草分けであると、思い、
 心より、敬意を表するもの、です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。