『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「06」

◎ 幽界での、物品は?

  家具類、書物、絵画、花、は?‥‥

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☆☆【私(※一風)から】

 幽界では、物品については、
 どう、なっている、のでしょうか?

 揃っているのか?
 
 必要なものは、どう見つくろうのか?

 これらに、ついても、【この世】の、
 私たちからは、想像しにくい、ことです。

 これらについても、
 新樹霊が、報告してくれて、います。

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 家具類は?

新樹霊:

 ストーブも、ベッドも、また、
 台所道具、のようなものも、

 ◎ 一つも、ありません

 人間の住宅と異なって、
 至極、あっさりしたもの、です。

 僕の書斎には、
 自分の使用する、机と、椅子とが、
 一脚ずつ、置かれている、だけです。

 書棚ですか?

 ◎ そんなものは、ありませんよ

 こんな書物を読みたいと、思えば、
 その書物は、

 ◎ いつでも、ちゃーんと、備わります

 絵の道具、なども、
 平生から、準備しておく、
 というふうなことは、

 ◎ 全然、ありません

浅野和三郎:

 お前の描いた、絵などは?

新樹霊:

 僕が、こちら(※幽界)に来て、
 描いた、絵の中で、
 傑作だと、思った一枚、だけが、
 保存され、

 現に、僕の部屋に、掛けてあります。

 装飾品は、ただ、それだけです。

 花なども、
 花が、欲しいなと、思うと、
 花瓶まで添えて、

 ◎ いつの間にやら、備わります

浅野和三郎:

 現在、こうして、通信している時に、
 お前は、どんな衣服を、着ているのか?

新樹霊:

 黒っぽい和服を、着ています。
 袴は、はいていません。

 まず、気楽に、椅子に腰をかけて、
 お父さんと、談話を交えている、
 感じですね。

浅野和三郎:

 庭園なども、付いているのかい?

新樹霊:

 付いていますよ。

 庭は、割合に、広々ととり、
 一面の、芝生にして、あります。

 これでも、自分のもの、だと思いますから、
 屋敷の境界を、生け垣に、してあります。

 だいたい、派手なことが、嫌いですから、
 家屋の外周なども、
 鼠がかった、地味な色で、
 塗ってあります。

浅野和三郎:

 いや、今日は、たいへん要領を得ているので、
 お前の、生活状態が、彷彿として、
 判ったように、思う。

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☆☆【私(※一風)から】

 【この世】では、
 欲しい物は、作ったり、
 買ったり、して、
 揃えなくては、なりませんが、

 幽界では、
 思ったり、考えただけで、
 その物が、出現している、
 のです。

 この状態が、元々だった、とはいえ、
 何の、不自由もない、
 快適な、生活が、幽界では、
 待っているのです。

 ここでは、語られていませんが、
 たとえ、
 【この世】で、障害を持っていたり、
 病気で、不自由していたと、しても、
 
 幽界では、それらは、リセットされ、
 五体満足、健康で、
 若々しい、自分で、過ごすことが、
 できる、のです。

 さらに、このあとも、
 父と息子で、話は、
 続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。