『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「20」

◎ 【霊界】の、小学校とは?

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☆☆【私(※一風)から】

 今回は、【霊界】の小学校、について、
 報告されます。

 これは、他人事ではなく、
 実は、
 私たちにも、関係すること、なのです。

 それは、なぜか?

 私たちは、死後、
 【魂】の、垢落としのため、
 いったん、地獄界に降りる、ことに、
 なる場合が、非常に多いのです。

 地獄界での、【魂】の垢落としが、
 終了し、
 再び、天界に、復帰するの、ですが、
 
 まずは、天界の小学校に、入り、
 【魂】として、己を建て直す、
 ことに、なるから、です。

 さて、
 私たちも、死後、お世話になる、
 天界の、小学校では、

 どんな教育が、なされているのか?
 どんな、教授法なのか?
 どんな、科目があるのか?

 新樹霊からの、報告を、
 読んでみましょう。

 尚、ここでは、前回からの、続きで、
 子どもとして、亡くなった【魂】が、
 保育所を経て、小学校に、上がった、
 者の、報告で、あります。

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『新樹の通信』より

新樹霊:

 お爺さん(※新樹の指導霊)は、早速、僕を、
 学校のような、場所へ、
 連れて行って、見学させて、
 くれました。

 一学級の生徒は、二十人位で、
 やはり、ここでも、
 男女合併教育を、していました。

浅野和三郎:

 他にも、組が、いくつも、あるのだね?

新樹霊:

 いろいろの組に、分かれています。

 何を標準として、学級を分けるのか、
 というと、

 それは、受け持ちの、教師のすることで、

 主として、子どもが死ぬ時に、
 因縁によりて、導いてくれた、
 神とか、仏とかに、相談して、
 充分調査の上で、実行するらしい、
 のです。

 もっとも、
 宗教的区別などは、
 ある程度までの、話しで、
 
 上の方に進めば、
 そんな区別(※宗教的区別)は、
 全然、消滅する、そうです。

浅野和三郎:

 科目は、どんなふうに、分かれているか?

新樹霊:

 現世とは、大分、違いますね。

 算術などは、全然、不必要で、
 その他、地理も、歴史も、
 ありません。

 幽界で、いちばん重きを置くのは、
 やはり、

 ◎ 【精神統一】

 で、
 これをやると、何でも、
 判ってくるのです。

 音楽だの、文芸だのも、
 子どもの、天分次第で、
 訳なく、進歩する、ようです。

 学問、というよりも、
 寧ろ、趣味に属しましょう。
 趣味があれば、いくらでも、進歩するが、
 趣味がなければ、
 まるきり、駄目です。

 ですから、子どもたちは、
 一室に集まっており、ながら、
 
 ◎ その修学する科目は、めいめい違います

浅野和三郎:

 生徒たちの、服装は?

新樹霊:

 皆、まちまちで、
 一定して、いません。

 帽子なども、かぶっていません、
 でした。

浅野和三郎:

 書物だの、黒板だのも、あるのか?

新樹霊:

 皆、一通り、揃っています。

 ◎ 子どもが、質問すれば、
   教師は、それに応じて、話しをする

 らしく、見えます。

浅野和三郎:

 教師は、どんな人物だった?

新樹霊:

 三十歳前後の、若い男、でした。

 お爺さんに、訊いてみると、
 この人は、

 ◎ 生前に、子どもを持たなかった人

 だ、そうです。
 
 つまり、生前、子どもの世話を、
 しなかった、埋め合わせに、
 幽界で、教員をやりたい、
 という、当人の希望が、

 ◎ 神界から、聴き届けられた

 訳、なんだ、そうです。

 で、僕なんかも、
 その部類に、属しは、しませんか?
 と、試みに、お爺さんに、訊いてみたら、

 お爺さんは、ただ、

 そうだなあ、

 と、言っていました。

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☆☆【私(※一風)から】

 この報告の中に、【真理】が、
 数々、散見されます。

 まず、教授法。

 ◎ 質問しただけ、答えてくれる

 です。

 これは、

 ◎ 求めよ、さらば与えられん

 に、相当しています。

 つまり、本人の、要求レベルに合わせた、
 対価が、それなりに、得られる、
 ことを、意味します。

 【この世】の、学校では、
 別に、生徒が求めていなくても、
 強制的に、これはこうだ、と、
 教え込まれ、ます。

 ですから、
 生徒は、受動的となり、何も、
 定着しない、という、訳なのです。

 さらに、

 ◎ 【精神統一】

 が、全てである、と、あります。

 全く、その通りです。

 【この世】でも、何かを自分に、刻み込むには、
 集中する、しか、ありません。

 野球の練習に、集中する。
 研究に、没頭する。
 ピアノのレッスンに、集中する。

 これしか、
 身に付くことは、ないのです。

 ◎ 自ら、進んでやる

 ことが、【真理】だと、言えるでしょう。

 あなたも、死後、否、
 生前、このような、
 【霊界】の、学校に、
 お世話に、なっていた、のです。

 だから、今、こうやって、
 再び、人間として、生まれ出ることが、
 許された、のです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。