『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「21」

◎ 赤ん坊で、亡くなった場合は?

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☆☆【私(※一風)から】

 幼児で、亡くなった場合のこと、
 を、これまで、学びましたが、

 赤ん坊で、亡くなった場合は、
 どうなるので、しょうか?

 これまでの、報告から、
 およそ、想像は、つくと思いますが、
 さて、どうなのか?

 また、幽界と、この世とでの、
 成長の違い、について、 
 今回、
 新樹霊は、しています。

 それでは、読んでいきましょう。

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 話しは、少し後戻りするが、
 赤ん坊が、死んだ時に、
 どういう、具合で、いるのもなのか?

 一つ、世話役の婦人にでも、
 訊いてもらえ、ないか?

新樹霊:

 承知しました。

 女の人は、こう答えます。

 赤ん坊は、少しも、浮き世の波にもまれず、
 従って、何らの、罪も作らずに、
 現世を、去ったので、あるから、

 神さまの方でも、
 ごく穏やかに、幽界に引き取って、
 くださる。

 つまり、
 現界から、幽界への、移り変わりが、
 なだらかで、
 そこに、死の苦痛も、
 悲しみもなく、
 
 ほとんど、境遇の変化を知らずに、
 すらすらと、生長を続けるのだ、
 という、話しです。

 長く、地上に生きておれば、
 自分では、その気がなくても、
 知らず知らず、罪を作りますが、

 赤ん坊には、それが、ありません。

 赤ん坊が、楽なのは、
 当然だと、僕も、思いますね。

 下手に、中年で死ぬより、
 赤ん坊で、死んだ方が、
 幸福かも、しれない。

浅野和三郎:

 赤ん坊は、乳を飲みたがりは、しないか?

新樹霊:

 最初は、保母が、乳房をくくませる、
 そうです。

 もっとも、乳が出るわけでなく、
 また、乳を飲む必要もない、生活なので、
 
 子どもの方でも、だんだん、その欲望が、
 なくなってくる、そうです。

浅野和三郎:

 幽界の子どもの、発育が遅いのは、
 なぜだろう?

新樹霊:

 子どもの、発育には、やはり、
 現世の生活の方が、適当なので、しょうね。

 幽界でも、生長する事は、するが、
 現世に比べると、
 ずっと、遅いようです。

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☆☆【私(※一風)から】

 赤ん坊は、ちゃんと、【霊界】の保母さんに、
 養育される、ことが、
 これで、わかります。

 この【霊界】の保母さん、とは、
 現世で、子どもに恵まれなかった、
 女性が、希望して、その任に当たることは、
 西洋の、別の通信に、載っています。

 ありがたい、事実です。

 尚、
 これは、水子の【魂】についても、
 同様で、
 大切に、【霊界】の乳児院で、養育され、
 その中から、将来の、
 天使の候補と、なっていく、

 との、報告も、あります。

 私たちは、是非、視野を、
 【この世】だけでなく、
 【霊界】にまで、広く、持たねばならないと、
 痛感する、ものです。

 また、最後に新樹霊から、報告があったように、
 【この世】の方が、成長が早い、
 とのことも、重要な情報です。

 【この世】で、実際に、荒波に揉まれることで、
 それが、濃密な経験となり、
 学習することが、速い、
 という、ことです。

 だから、
 私たちは、【この世】に、
 生まれて来ている、ということを、
 これは、暗に言っています。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。