『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「26」

◎ 守護霊(※佐伯信光)からの、報告 ①

  自分が、死んだ時のこと

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☆☆【私(※一風)から】

 かなり、長く、突っ込んだ対話が、
 続きます。

 今回は、佐伯信光さんが、死後、
 幽界で、どんな状況であった、かが、
 語られます。

 そして、またしても、守護霊が、
 登場します。
 それは、佐伯信光さん自身の、守護霊です。

 読んで行きましょう。

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 どうして、死んだという、自覚が、
 できましたか?

守護霊(※佐伯信光):

 私の守護霊さま‥‥、

 その方は、いつも、四十位の年配に、
 お見受けされる、方で、ありますが、

 その方が、いろいろ、私の面倒を、
 見てくださいました、ので、

 すぐに、私は、

 ◎ 死んで、違った世界に来た

 のだなあ、という事が、判りました。

浅野和三郎:

 その後、幽界に於ける、あなたの御修行は、
 どんなものです?

守護霊(※佐伯信光):

 判らんことが、ありますると、
 皆、右の守護霊さまに、伺います。

 こちらで、いちばんの難問題は、
 やはり、

 ◎ 執着を棄てること

 で、ございます。

 私としても、随分辛い、悲しい事が、
 ございましたが、
 一生懸命、修行によりて、
 それを、忘れるように努め、

 只今では、少しは、
 汚い念慮が、失せて参りました。

 これでも、人の、守護霊となりますのには、
 よほど、

 ◎ 心をしっかり持って
   向上の心掛けが、ないとなりません

 もので‥‥。

浅野和三郎:

 それは、大きに、左様でしょう。

 あなたは、そちらでは、
 どんな住宅に、お住みになられて、います?

守護霊(※佐伯信光):

 こちらの、住宅というものは、
 ご承知の通り、

 ◎ 本人の性状に合ったもの

 で、ございます。

 で、私の住宅は、やはり、
 笛の響きが、うまく立つような、
 天井の高い造りで、
 別に、装飾などの、必要は、
 ありませんが、

 ただ、天井が高くて、部屋も、
 相当広くないと、
 響きが、立ちませんので、
 その点だけは、充分注意して、
 造られております。

 私には、山水の景色だの、
 贅沢な装飾だの、というものは、
 少しも、用事がございません。

 その点、新樹の住宅と同様で、
 ただ、私の住宅の方が、
 ずっと、広々として、おります。

浅野和三郎:

 そうすると、あなたは、
 幽界へ行かれてからも、
 盛んに、笛をお吹きなさるか?

守護霊(※佐伯信光):
 
 時々は、一心不乱に、笛を吹くことも、
 ございますが、
 ちょっとした調子で、
 全くやらなくなる、ことも、
 ございます。

 こんな、道楽ばかりしていては、ならない、
 というような、気がしまして、
 しばらくは、
 全く、笛などは、無きものに、しまして、
 静座して、

 ◎ 【精神統一】の修行

 に、浸るのです。

 それを、致しませんと、

 ◎ 決して、向上ができません

 もので‥‥。

浅野和三郎:

 いったい、あなたは、新樹の、
 何歳の時から、守護霊に、なられましたか?

守護霊(※佐伯信光):

 あの子が、

 ◎ 六歳か、七歳かの時

 と、思います。

浅野和三郎:

 なーるほど!

 と、私は、覚えず、感嘆の声を、
 放ちました。

 考えてみると、あの子の、
 幼少の頃は、かなり、乱暴な、
 どちらかと、いうと、軍人向きの、
 性質のように、見えました。

 ところが、
 だんだん成長するに、連れて、
 だんだん優しい気性になり、
 後には、
 絵だの、音楽だのの、好きな男に、
 なりました。

 やはり、あなたの、性格趣味が、
 感応していった、のでしょうね。

守護霊(※佐伯信光):

 あるいは、そうかも、しれません。
 
 前にも、申し上げた通り、
 守護霊の感化は、普通、

 ◎ 六割にも、七割にも達する

 もので、ございますから‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 守護霊と、その担当する人間との、関係、
 が、よく判る、報告でした。

 あなたにも、目には、見えなくとも、
 守護霊が、付いています。

 それを、意識して、
 感謝して、生きるのと、
 その存在を、知らず、
 自分が、自分が‥‥、で、生きるのと、
 では、
 「人生」が、まるで、違ってくるのは、
 容易に想像できる、ことでしょう。

 さて、
 守護霊(※佐伯信光)からの、
 報告は、続きます。

 それは、次回にて

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。