『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「35」

◎ 乃木霊からの、警告 ②

  戦争を、【霊界】からの視点で、語る

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☆☆【私(※一風)から】

 今回も、たいへん含蓄深い、言葉が、
 続きます。

 大いに、私たちは、その意味を、
 味わうべきかと、思われます。

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『新樹の通信』より

乃木霊:

 日本という国は、たびたび外国と、
 干戈(※かんか)を交え、
 ことごとく、勝利を占めているので、
 従って、
 負けた国から、

 ◎ たいへんに、恨まれて

 おります。

 その事は、幽界に来てみてから、
 甚だ、痛切に、判ります。

 戦というものも、主として、
 こうした、

 ◎ 恨みから、起こって来る

 もので‥‥。

 こう言う(※もう一度は、免れない)と、
 あなた方は、すぐ、

 ・ その相手は、誰(※どの国)であるか?

 とか、

 ・ その時期は、いつであるか?

 とか、また、

 ・ その結果は、どうであるか?

 とか、
 はっきりしたことを、訊きたいと、
 思うので、ありましょうが、
 それは、ワシにも、

 ◎ よくは、判らん

 幽冥の世界と、人間の世界とは、
 切っても切れぬ、密接な関係で、
 結ばれている、ものの、

 自ずと、そこに、区別が、ある。

 第一、「時期」などと、いうものは、
 あれは、人間の世界のもので、
 
 こちらの世界には、

 ◎ 夜もなければ、昼もなく

 ◎ 今年もなければ、明年もない

 あるのは、せいぜい、

 ◎ それぞれの、事件が運ばれていく、
   順序

 位のもので、あります。

 高い神様なら、知らぬこと、
 自分などの、境涯では、とても、
 時期の予言などは、できませぬ。

 同様に、戦の継続期間なども、
 よく判りませぬ。

 また、人間にとりて、そうした事柄は、
 実は、どうでもよい。

 肝要なのは、只今申す通り、

 ◎ 覚悟一つ

 じゃ。
 
 何時、何事が、起ころうとも、
 また、それが、いかに、困難であろうとも、
 
 ◎ あくまで、神を信じ

 ◎ あくまで、君国のために尽くす心

 で、おりさえすれば、

 それで、万事は、立派に解決が、つきます。

 くれぐれも、あなた(※浅野和三郎)から、
 この旨を、日本国民に、伝えて、ください。

 ワシも、これから、充分に修行を積み、
 決して、国民の期待に背くような、ことは、
 せぬ、覚悟で、おります。

 いずれ、詳しいことは、
 適当な時期をもって、お伝えします。

 目下は、まだ、その時期で、ないので‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 たいへん重要なことが、
 語られています。

 【霊界】には、時間が存在せず、
 ただ、出来事が、順番に起きる、
 ことが、延べられて、います。

 因果の法則が、【霊界】でも、
 貫かれている、ことが、わかります。

 このままだと、こうなる、
 ということが、【霊界】では、見える、
 のです。

 ◎ 恨みが、争い事の、原因となる

 よしが、語られていました。

 国どうしの、戦争も、
 個人どうしの、争いも、
 同じです。

 ◎ 恨みが、恨みを生み出し、
   それが、跳ね返ってくる

 のです。

 読者の皆様に、おかれましては、
 大いに、参考と、していただきたく、
 思います。

 乃木霊、新樹霊、そして、
 浅野和三郎博士、多慶子夫人に、
 心より、感謝、申しあげます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。