『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「36」

◎ 【霊界】の(※伊勢)神宮へ、参拝 ①

  【霊界】の、神宮とは?

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☆☆【私(※一風)から】

 【この世】にあるものは、
 先に、【霊界】で、出来上がっている、
 と、多数、報告があります。

 特に、発明品などは、
 先に、【霊界】で、開発・発明されており、
 その波動を受け取って、
 【この世】でも、現実化する、
 という、ことになります。

 さて、
 神様との間の、重要な、施設として、
 神社が、ありますが、
 【この世】に、神社が、ある、
 ということは、
 【霊界】に、先に、神社が、ある、
 という、ことに、なります。

 しかも、そこでは、
 【霊界】の神社、こそが、
 理想形、となります。

 【霊界】の神社と、【この世】の神社と、
 同じところは、何か?
 異なるところは、あるのか?

 それについて、新樹霊が、
 調べに、【霊界】の、伊勢神宮に、参拝する、
 という、件です。

 読者の皆様に、おかれましては、
 この点、どう、お考えでしょうか?

 自分で、予想を立てた上で、読まれると、
 より、理解が進み、
 参考と、することが、できると、
 お勧め、します。

 つまり、
 まずは、あなたご自身で、予想を立てられ、
 そして、以下の報告を、読まれるのが、
 良いかと、存じます。

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『新樹の通信』より

地の文:

 手帳を繰り広げてみると、
 私(※浅野和三郎)が、初めて、
 新樹に向かって、伊勢参拝の話しを、
 持ち出したのは、
 昭和4年8月12日のこと、でした。

 彼(※新樹霊)は、
 私の言いつけに、従って、
 早速、幽界の居住者としての、
 最初の、大廟参拝を、試みましたが、
 当時の彼としては、いささか、
 荷が勝ち過ぎたきらいがあり、
 
 その報告が、委細を尽くすところ、までに、
 達していない、きらいがありました。

 記録のままを、紹介すると、
 次の通りで、あります。

新樹霊:

 只今、指導者のお爺さんに、頼んで、 
 大廟(※伊勢神宮)に、参拝させてもらいました。

 道中は、全然抜きで、
 どこを、どう通ったのか、
 少しも、わかりませんが、
 
 とにかく、御神苑のような、所に、
 出ました。

 僕、生前、ただの一度も、大廟へ、
 お詣りしたことが、ないから、
 はっきりした、比較ができませんが、
 とにかく、絵に見た、地上の大廟とは、
 たいへんに、様子が違っています、ね。

 あたりは、深々たる、大木の杉の森で、
 その中に、

 ◎ 小さい白木のお宮が、ただ一つ

 ポツンと建っている、だけです。

 僕、何だか、勝手が違ったような気がして、
 これが、果たして、大廟かしら?
 と、思っていると、
 お爺さんは、すぐ、僕の心を察して、
 こう、言われました。

指導者のお爺さん:

 こちらの世界と、人間の世界とは、
 違うのが、当然だ。

 地上では、人間の手が要るので、
 いろいろ、付属の建物なども、出来ているが、
 
 ◎ 神界に、その必要はない

 ◎ 神様は、チャンと、ここに鎮まっておられる

 のだ。

新樹霊:

 お爺さんが、そう言われた瞬間に、
 丁度、杉木立の茂みの中、
 お宮のずっと、上方に、

 ◎ ひとりの女神‥‥、
   お歳は、まず、二十位に見える、
   世にも神々しい、女神のお姿

 が、スーッと拝まれ、ました。

 この神様が、日本国をお守りくださる、
 いちばん上の神様かと、思うと、
 僕、自然と、総身が引き締まって、
 覚えず、そこへ、ひれ伏してしまい、ました。

 お爺さんの、説明によると、

 ◎ 天照大御神様は、宇宙の活き神さまで、
   人体に、宿られたことは、ないお方

 だ、そうですね。
 従って、あのお姿も、

 ◎ 仮のお姿

 だと、いうことですが、
 僕たちには、まだ、深いことは、
 サッパリ、判りません。

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☆☆【私(※一風)から】

 【霊界】の、神宮は、
 いかにも、質素な、佇まいである、
 ことが、わかります。

 そうしますと、【この世】の建物なども、
 華美装飾に走ることは、必要ないのかも、
 しれません。

 私たちに、判るように、
 仮のお姿として、
 女神のお姿を、現したのだと、
 思われます。

 まことに、畏れ多いことと、
 感謝、申しあげます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。