守護神からの言葉に学ぶ・その19

◎ 休憩所から、次へと出発する

  私に従え! 導いてやるぞ

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☆☆【私(※一風)から】

 休憩所は、地獄界の各層ごとに、設置され、
 今、R氏がいる休憩所も、
 まだ、それは、地獄界では、中層にあるもので、
 さらに、向上を目指し、
 地獄界を、抜けていかなければ、
 ならないのでした。

 その休憩所ごとに、
 守護神たちは、控えていて、
 向上を目指す、R氏のような、人霊の、
 世話をしているの、でした。

 R氏も、休憩所から、次に向かって、
 歩まねばなりません。

 そこでの、場面を、みてみましょう。

‥‥
‥‥

地の文:

 そうするうちに、
 休憩所の守護神の一人が、室内に、歩み入り、
 私(※R氏)の手を取って、
 入り口とは、別の扉を開けて、
 戸外に、連れ出してくれた。

 ふと気がつくと、
 遥か、遥か、遠い所に、
 ささやかな、一点の星のような、光が見え、
 次の声が、そこから、発するように、
 感じられた。

守護神:

 私に従え!

 導いてやるぞ。

地の文:

 私(※R氏)は、少しの疑惑もなしに、
 闇の中を、とぼとぼと、その光を目当てに、
 進んで行った。
 ‥‥

 ちょうど、道の半ばに達したと、思われるところに、
 とある、洞穴があって、 
 その中から、一団の霊魂たちが、現れて、
 私(※R氏)めがけて、突撃してきた。

 そいつらは、下の谷間に、
 私を、突き落とそうと、するのである。

 が、忽然として、救助のために、
 近づいて来たのは、

 ◎ かの、道しるべの光

 であった。

 それを、見ると、
 襲いかかった、悪霊たちは、
 悲鳴を挙げて、一目散に、逃げ去った。

 最早、心配ないと、認めた時に、
 私の守護神は、いつしか、元の位置に、
 帰っておられたが、
 そのために、私も、ホッと一息、
 ついたので、あった。

 なぜかと、言うと、

 私の身体も、敵ほどでは、なかったが、
 光に射られて、
 いくらか、火傷をしていたので、あるから‥‥。

‥‥
‥‥

 地獄界にいる、R氏の波動と、
 天界から降りてきた、守護神の波動とでは、
 雲泥の差があり、

 守護神といえども、
 R氏にとっては、その波動は、
 明る過ぎ、熱過ぎ、
 容易には、近づけない、ことが、
 記されています。

 この、地獄界の描写を、
 皆様は、どのように、読まれているで、しょうか?

 これは、R氏についての、他人事でしょうか?

 私(※一風)には、とても、他人事とは、
 思えない、のです。

 私も、過去通った道?
 いや、今後、通る道?

 だと、思われてならない、のです。

 たいへん恐縮では、ありますが、
 R氏のことを、自分のことと、して、
 お読みいただきたいと、私(※一風)は、
 念願します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。