守護神からの言葉に学ぶ・その28

◎ 私(※O氏)の、思い違い

  先輩(※P氏)からの、教えとは?

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☆☆【私(※一風)から】

 今、状況を、報告しているのは、
 天界の最下層部で、勉強中の、
 O氏です。

 ここには、もう一人、P氏が、います。

 P氏は、O氏よりも、先輩で、
 天界の事情に、よく通じた、人です。

 今回の、R氏が地獄より登ってきたこと、
 に対しての、ものの見方に、
 P氏は、O氏に、助言します。

 私たちも、ハッとさせられる、
 教訓で、あります。

 そこを、読んでいきましょう。

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O氏:(※地獄から来たR氏を見て)

 どうも、ひどい汚れの、ようですね。

 何という、汚らしい衣服でしょう!

 (※私は、うっかりして、そうP氏に言った)

 (※すると、P氏は、おもむろに口を開いた)

P氏:

 そりゃ、私たちの眼には、汚く見えます。

 しかし、

 ◎ 当人には、あれで結構、綺麗に見える、
   のです

 ◎ あなたも、ご自分の衣服は、綺麗に、
   見えるでしょうが‥‥

O氏:

 そりゃ、そうで、ございます。

P氏:

 ところが、私が見ると、

 ◎ あなたの衣服には、かなり沢山の、
   汚点(※しみ)が、見えます

 私が、着ている衣服なども、

 ◎ 私の守護神には、きっと、
   汚く見えている

 のに、相違ありません。

地の文:

 そうP氏に、たしなめられて、
 私(※O氏)は、

 ◎ 心から、恥入って

 口をつぐんで、しまった。

 やがて、P氏は、前に進み出て、
 新来者(※R氏)の、手をとって、言った。

P氏:

 ようこそ! ご無事に!

 私は、あなたが、この新境涯(※天界)に、
 進入の好機会に、立ち会うことを、許されて、
 衷心から、喜んでおります。

R氏:

 あっ! 先生で、ございますか?

 わざわざ、私のような者を、
 お迎えに、来てくださって、
 こんなに、嬉しいことは、ございません。

 しかし、この光明は、ひどいですね!

 私は、闇の中に、戻りたいように、
 思います。

P氏:

 何、少しも心配するには、及びません。
 
 光明には、すぐに慣れてきます。

 ちょっとご紹介しますが、
 ここにお見えの方は、
 私の友人(※O氏)で、
 あなたを、歓迎するために、同行して、
 くださった、のです。

地の文:

 そう言って、P氏は、私(※O氏)を、
 手招きするので、
 私は、初めて、その人(※R氏)と、
 握手を、した。

 (※ここで、R氏は、なぜ地獄にいたのか、
 O氏に、懺悔した)

 R氏の身の上話しが、一通り済んだ時に、
 R氏の守護神が、こう言われた。

R氏の守護神:

 お前は、一切の罪を懺悔したから、
 
 ◎ もう、包帯を除っても、この光明に、
   耐えられる‥‥

地の文:

 そう言って、直ちに、手ずから、
 その包帯を、除ってやった。

 すると、R氏は、たまらない、
 といった、風に、
 身体を、地面に押し付けて、
 両手で、左右の眼を、覆った。

 私(※O氏)の守護神は、言った。

O氏の守護神:

 さあ、これで、そろそろ、
 戻ることと、しよう。

O氏:

 このR氏は、どうなります?

O氏の守護神:

 後から、ついてくるで、あろう。

 しかし、速力は、遅い。

 あの人は、まだ、飛べないからな‥‥

地の文:

 私たちは、やがて空中に舞い上がり、
 間もなく、自分たちの、懐かしい、
 住所に、戻った。

 R氏は、数日後に、ようやく、
 (※徒歩により)我々の許に、到着した。

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☆☆【私(※一風)から】
 
 さて、いかがだったで、しょうか?

 感動的な、話しであると、共に、
 教訓に、満ちていたと、思います。

 【霊界】では、「心」の汚れは、
 即、衣服に、出てしまう、のです。

 【霊界】では、「心」が、
 ストレートに、表に出る、
 と言っても、いいでしょう。

 【この世】でも、同じでは、ないでしょうか?

 自分では、隠せたと、思っていても、
 仕草や、表情には、出るものです。

 ましては、守護霊や、守護神には、‥‥。

 こういった、「死後」の状況を、
 真摯にとらえて、自分の「人生」に、
 生かすべきだと、私(※一風)は、
 つくづく、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。