「人生」への新視点・83

◎ 履く脚は、一つであり、
  着る身体も、一つである

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☆☆【私(※一風)から】

 何足も靴を持っていたところで、
 履ける靴は、一足だけであり、
 何着も服を持っていたところで、
 着られる服は、一着だけです。

 たくさんのご馳走に囲まれようと、
 胃袋は一つ。
 食べられる量は、自ずと、
 決まっています。

 たくさんの、CDを持っていたところで、
 一回に聴ける曲は、
 一曲だけです。

 たくさん蓄えたところで、
 使える量は、おのずと、
 知れているわけです。

 蓄え過ぎて、
 せっかくの宝物? を腐らせてしまったり、
 することは、誰しも経験する、
 ことでしょう。

 人間は、

 ◎ 起きて半畳、寝て一畳

 なのです。

 欲張りな心から、解放され、
 のびのびと、生きたいものです。

 空を飛ぶ鳥は、
 余計な物など、一切持ちません。

 必要な物も、
 嘴で掴めるもの、まで、です。

 だから、鳥は、大空を友とできる、
 のです。

 人間も、物を持ちすぎて、
 大空を飛べない、では、
 本末転倒、なのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。