良い言霊:25

◎ これやこの、行くも帰るも、別れては

  知るも知らぬも、逢坂の関

  蝉丸の【言霊】

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☆☆【私(※一風)から】

 逢坂の関とは、京の都から出る、
 最初の関で、その先に琵琶湖の大津が、
 あるのです。
 古代では、そこからが異郷の東国でした。

 都から、去る人、
 都に、来る人、
 それぞれが、交錯する関所は、
 その地名である「逢坂」が示すとおり、
 「人生」そのものと、言えます。

 「人生」での、様々な出会いと別れ、
 その、全てに、意味があるのです。

 「人生」そのものが、逢坂の関である、
 と、言えるでしょう。

 好きな人との、出会いから、
 憎い人との、出会いまで、
 様々です。

 ◎ 袖擦り合うも、他生の縁

 なのです。

 それを、生かすも殺すも、
 
 ◎ あなた次第

 とも、言えます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。