ことわざに学ぶ「人生」:その56
◎ 攻撃は、最大の防御なり
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☆☆【私(※一風)から】
戦国の武将、武田信玄は、
その守護する、甲斐の国では、
一切、戦をしません、でした。
全て、信州、駿州、遠州、伊豆など、
自国の外での、戦としました。
本国の甲州では、ついに城すらも、
造りませんでした。
躑躅が崎に、陣屋を設けていた、
だけです。
他国に、討って出ることで、
戦となし、
自国は、河川の改修など、
領民の経営に、力を発揮し、
自国の安定と安全を、専らとした、
のです。
つまり、
自国の甲州は、安泰だった、
ということ、です。
これは、織田信長にも、当てはまります。
自国は、尾張です。
尾張を平定すると、もう自国での、
戦は、なくなりました。
自国には、もはや、城も築きません。
常に、最前線に、本拠地をもって、
いきます。
最終的には、近江の安土城を、拠点としました。
しかも、この安土城は、
防御のための、城ではありません。
見せるための、権威の城、です。
常に、戦は遠いところで、行うため、
自国や、自領は、安泰だった、のです。
◎ 攻撃は、最大の防御なり
を、体現した理想的な、例でした。
「人生」にも、同じことが言えます。
野球でも、得点して勝たねば、
負けです。
いくら、守備が固くても、
それでは、負けませんが、勝てません。
野球は、勝つことが、目的です。
そのためには、攻撃力です。
高い攻撃力は、勝利への、近道です。
「人生」も、また同じ!
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。