ことわざに学ぶ「人生」:その208

◎ 蛻(※もぬけ)の殻

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☆☆【私(※一風)から】

 蛻(※もぬけ)とは?

 蝉や蛇が、脱皮した後の、
 脱け殻のことを、指します。

 だから、蛻の殻とは、
 もう中身のない、殻、
 という、ことです。

 人の住まなくなった、家や、
 寝ていた布団、だけ、
 とかが、そうです。

 さらには、
 こう、なります。

 人が死んだあとの、遺体、
 を、指す、と。

 それでは、遺体が、蛻の殻なら、
 遺体から、何が抜けたので、しょうか?

 それは、【魂】です。

 身体から、【魂】が抜けると、
 その身体は、蛻の殻、となり、
 そこには、何もなくなった、
 ただの、形、殻、となった、遺体、
 が、あるだけ、なのです。

 これが、冷然たる、【真理】です。

 【魂】が、なければ、
 身体も、ただの、殻、なのです。

 ここの、ところの、示している意味を、
 よく、お考えいただきたいと、思います。

 電池を入れれば、動くブリキのロボットも、
 電池が抜かれれば、ただの、ブリキ、です。

 それと、全く、同じこと、です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。