ことわざに学ぶ「人生」:その216

◎ 陰徳あれば、必ず陽報あり

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☆☆【私(※一風)から】

 これは、『淮南子』からの、言葉です。

 隠れて善行を積む者は、
 必ず、誰の目にも明らかな、
 よいお返しがある、のだ、
 ということです。

 だいたい、喜んで善行を積む人は、
 その見返りなど、考えていない、
 でしょう。

 善行を、善行とも、思っていないか、
 善行をしても、しっぱなしで、
 自分の行ったことは、当然のことで、
 次々と、忘れていく、
 のでしょう。

 しかし、
 【原因】があれば、必ず【結果】がある、
 の、【真理】に照らしても、
 良い【結果】に恵まれることは、
 明白です。

 それが、見えてくるのに、
 【この世】では、かなりのタイムラグ、
 が、あるという、ことなのです。

 効き目が表れるのに、
 時間差が、ある、
 のです。

 隠れて行う善行を、「陰徳」といい、
 見えて行う善行を、「陽徳」といいます。

 【真理】からは、
 「陰徳」のほうが、
 「陽徳」に比べて、百倍以上、
 評価される、ようです。
 
 「人生」で、これの、有無で、
 大きな差を生むこととなるのは、
 明白なのですが、
 このことを、知っている人は、
 ごくごくわずかでしょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。