ことわざに学ぶ「人生」:その226

◎ 明日ありと、思う心の、仇桜

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☆☆【私(※一風)から】

 これは、親鸞聖人の作られた歌で、
 全文は、こうなります。

 ◎ 明日ありと、思う心の、仇桜
   夜半に嵐の、吹かぬものかは

 これを作ったのが、なんと9歳、
 だと、いうのです。
 この歳で、親鸞聖人は、出家しました。
 幼くして、父も母も、もう、
 亡くしていた、のです。

 明日のことなんか、誰が保証できるのか。
 桜の花も、突然の夜の嵐で、
 朝には、全て散ってしまうかも、
 しれないのだから‥‥。

 それと、同じように、
 父も母も、この桜の花のように、
 突然、亡くなってしまった、のだ。

 私たちは、
 今日のように、明日もあると、思いたい、
 ですが、
 それは、誰にも保証はできません。

 親鸞聖人は、
 【この世】は、無常であることを、
 悟ったのです。

 「死」が、遠くにはなくて、
 すぐ、隣にあることを、知った、
 わけです。

 あなたも、同じです。

 「死」のことを、「死後」のことを、
 何も、知らないのに、
 それは遠いことと、高をくくって、
 考えないように、しては、いませんか?

 親鸞聖人は、9歳で、
 「死」を、真剣に考えたのです。

 私(※一風)は、このことに、
 深く敬意をはらいたいと、思います。

 「死」と、「死後」を、知らずして、
 覚悟ある、今日の「人生」を、生きられる、
 はずは、ないのですから。

 あなたも、「今」のうちに、
 「死」を、真剣に、
 考えておきませんか?

 ここ、【人生相談・ダルマ堂】で、
 それは、叶います。

 どうぞ、あなたも、一度、
 お越しください。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。