小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」27

◎ 指導役のお爺さまから頂いた、「御神鏡」

※ 以後、四百年‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 小桜姫は、指導役の神様(※お爺さま)に所望して、
 「御神鏡」を、頂くことに、
 なりました。

 お爺さまは、この「御神鏡」を、
 どうやって、持ってくるのでしょうか?

 【霊界】での、物品の引き寄せの、
 一つの典型例が、ここに、語られますので、
 あなたも、この場面に、
 思いを馳せていただきたく、
 存じます。

◎ お爺さまは、快く私の願いを入れ、
 ちょっとあちらを向いて、黙祷されましたが、
 もう、次の瞬間には、
 白木の台座の付いた、一体の「御神鏡」が、
 お爺さまの掌に、載っていました。

◎ 右の「御神鏡」は、早速岩屋の奥の、
 程よき高さの壁の、窪みに据えられ、
 私の礼拝の、最も神聖な目標と、
 なりました。

◎ それからもう、四百余年、
 私の境涯は、その間に、幾度も変わりましたが、
 しかし、私は今も尚、その時頂いた、
 「御神鏡」の前で、静座黙祷を、
 続けておるので、ございます。

 以上であります。

 お爺さまは、このよう(※黙祷)にして、
 「御神鏡」を、引き寄せられた、
 わけです。

 何かを祈念するとき、
 何もなくても、よいのでしょうが、
 小桜姫のように、私たちも、
 目標物が、あれば、助かります。

 最初は、目標物や、形式が、あれば、
 「精神統一」するのに、
 助けと、なります。

 しかし、往々にして、
 この目標物や、形式自体が、
 大切だと、されるような本末転倒が、
 【この世】では、起きるのです。

 本来、「精神統一」に形式はないものと、
 思っています。

 どんな時でも、どんな所でも、
 どんな状況であろうと、
 「精神統一」は、できると、
 私(※一風)は、思っております。

 もちろん、基本形はありますが、
 それに、こだわって頑固になっては、
 足元をすくわれる、と申したいわけ、です。

 話しは、脱線しましたが、
 私たちも、小桜姫のように、
 ありたいものだと、思います。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。