小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」38

◎ 心の持ちよう=住む世界

※ 心の晴れやかさが、住む世界の明るさと、
 一致していること

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☆☆【私(※一風)から】

 次のような、【霊界】からの、報告も、
 案外と、多いのです。

 死んで、こんな殺伐とした、
 油断も隙もない、地獄のような所に居させられる、
 とは‥‥

 皆、上辺ばかり取り繕っているが、
 内実は、妬みや妬みばかりで、
 他人の不幸を、喜んでいる、人ばかりで、
 そんな、世界で、いました‥‥

 人間は、死んで、急に心持ちが、
 変わるわけは、ありません。
 生きていた時の「心」で、そのまま、
 【霊界】へと、移行するのです。

 ずる賢いことを、「人生」の大事だと、
 思っていた人なら、
 確実に、そんな「地獄」に、
 居ることに、なるで、ありましょうし、

 お金がいちばん大事だと、信念を持っていた人なら、
 確実に、そんな「地獄」に、
 居ることに、なるでしょう。

 逆に、
 「心」の温かさや、明るさを、いちばんに、
 おいてきた人なら、
 そんな「天界」に、自動的に、居ることに
 なるでしょう。

 今回の、小桜姫からの、報告も、
 そんなことを、想起させる、ものです。

 では、読んでみましょう。

◎ あの岩場の修行場にしても、
 最初は、何やら薄暗い、陰鬱な所のように、
 感じられましたが、
 それが、いつとはなしに、だんだん明るくなって、
 しまいには、全然普通の明るさ、
 少しも穴の中、という感じがしなくなり、
 それに連れて、私自身の気持ちも、
 ずっと晴れやかになり、戸外へ出掛けて、
 そぞろ歩きでもしてみたい、というような、
 風になりました。

◎ 確かに、こちらでは、
 気分と境涯(※住む世界)とが、
 ピッタリ一致している、もののように、
 感じられます。

 
 以上です。

 小桜姫の修行も進み、
 小桜姫の心境が明るくなると、
 それにふさわしい修行場へと、変わることに、
 なるのです。

 今後、小桜姫の進歩・向上と共に、
 三つも四つも、住む世界も、向上していくことと、
 なります、が、
 それについては、次回以降に紹介することと、
 致します。

 私たちも、【この世】において、
 同じことが、できるのです。
 【この世】であろうと、【霊界】であろうと、
 同じ、仕組みです。
 
 あなたの、心境次第なのです。

 「心」を明るく持って、「人生」を生きる、
 これが、いちばん大切なことだと、
 『小桜姫物語』から、学べます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。