小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」40

◎ 修行場の近辺に、龍神のお宮を見つけたこと

※ 龍神について、教えていただいたこととは?

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☆☆【私(※一風)から】

 第二の修行場である、山の修行場へ、
 小桜姫は、指導役のおじい様の導きで、
 移動しました。

 そこは、山の中腹の平地で、
 大自然の中での、神々しい修行場、
 でした。

 ふと、遠くを見れば、赤い朱塗りの、
 お宮があることを、小桜姫は、
 発見します。

 今回は、その場面を、読んでみましょう。

◎ 小桜姫:
 おじい様、あそこにたいそう美しい、
 丹塗りのお宮が見えますが、
 あれはどなた様を、お祀りしてあるので、
 ございますか?

◎ 指導役のおじい様:
 あれは、龍神様のお宮じゃ。
 これからは、ワシにばかり頼らず、
 直に、龍神様にも、お頼みするがよい‥‥。

◎ 小桜姫:
 龍神様で、ございますか?
 いったい、それは、どういう神様で、
 ございますか?

◎ 指導役のおじい様:
 そろそろそちも、龍神との深い関係を、
 知っておかねばなるまい。
 よほど奥深い事柄であるから、
 とても一度で、腑には落ちまいが、
 そのうち、だんだん判って来る‥‥。

◎ 龍神というのは、一口に言えば、
 元の活き神、つまり、人間が【この世】に、
 現れる前から、こちらの世界で働いている、
 神々じゃ。
 時として、龍の姿を現すから、
 龍神には相違ないが、しかし、いつも、
 あんな恐ろしい姿で、いるのではない。
 時と場合で、優しい神の姿にもなれば、
 また、一つの丸い球にもなる。
 現に、ワシなども、龍神の一人であるが、
 そちの指導役として現れる時は、
 いつもこのような、老人の姿に、
 なっている‥‥。
 ところで、この龍神と人間の関係であるが‥‥

 今回は、ここまでと、致します。

 この指導役のおじい様は、
 自らのことを、【龍神】であると、
 言われました。

 そして、この老人の姿をとるのも、
 人間のためで、仮の姿、であると、
 言われました。

 あと、遠くに見える丹塗りのお宮も、
 【龍神】を祀ったものだと、
 言われました。

 それでは、この【龍神】とは、
 いかなる存在なのか?

 これについては、次回に譲ります。

 あなたの「人生」にとり、
 神様のこと、中でも、この【龍神】について、
 知っておくことは、とても、有益だと、
 私(※一風)は、確信しています。

 また、次回でご説明、致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。