小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」43
◎ 【魂】の系統
※ そちは元々、乙姫様の系統を‥‥
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☆☆【私(※一風)から】
私たち人間は、詰まるところ、
【魂】であります。
人間には、肉体の系統、
即ち、血筋が、あります。
それと同じように、
【魂】にも、血筋に似た、系統、
というものが、あるようです。
小桜姫の場合、どうなのか?
今回、それが会話の主題と、なります。
それでは、読んでみましょう。
◎ 指導役のおじい様:
そちもなるべく早く、修行を積んで、
実地に、龍宮界に行って、
乙姫様にも、お目通りを願うがよい‥‥。
◎ 小桜姫:
私のような者にも、それが叶いましょうか?
◎ 指導役のおじい様:
それは、もちろん叶う‥‥。
いや、叶わねばならぬ、深い因縁がある。
何を隠そう、そちは、元々乙姫様の系統を、
引いているので、そちの「龍宮」行きは、
言わば、一種の里帰りのようなものじゃ‥‥。
◎ 小桜姫:
それからの私は、絶えず龍宮界のこと、
乙姫様のこと、ばかり、考え込むようになり、
私の幽界生活に、一つの大切なる、転換点、
となりました。
が、私の「龍宮」行きは、それから、
しばらく過ぎてからのことで、ございました。
以上です。
「龍宮」については、このしばらく後に、
実際に、小桜姫が行くことになるので、
その時に、載せたいと、思います。
乙姫様からの、数々の言葉が、そこでは、
語られますが、それは、その時の、
お楽しみ、ということに、させていただきます。
私たちは、肉体の血統や、血縁について、
こだわりがち、ですが、
それは、一回の「人生」での、こと‥‥。
真の私たちである、【魂】の系統、
のほうが、よほど重要だと、考えます。
私たちは、【魂】を基準に、物事を考える、
べきだと、確信しています。
それは、
【この世】のつながりは、一代ですが、
【霊界】での【魂】のつながりは、
それに比較するべくもない、永遠のもの、
だと、推察される、からです。
【この世】で、ああだ、こうだ、と、
血筋や、ご先祖様は、などと、言ったところで、
【霊界】に帰れば、
それらは、全ていったん、ご破算と、
なるのですから‥‥。
【この世】で、私は、王様だった、とか、
私は、お姫様だった、とか、偉そうに誇っても、
それは、この【真理】を、知らないことの、
裏返しに、なり、
恥ずかしいこと、なのですから‥‥。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。