小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」96
◎ 「妖精」の性格とは?
※ それは、様々でございます。
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☆☆【私(※一風)から】
梅の「精」との対話も、
今回で、最終となります。
「妖精」にとって、人間のことは、
好きなのでしょうか?
それとも、嫌いなのでしょうか?
それについて、
今回の対話を、読んでいきましょう。
◎ 小桜姫:
あなた方の中にも、人間が好きなものと、
嫌いなもの、
また、性質の寂しいものと、陽気なもの、
いろいろ、相違があるのでしょうね?
◎ 梅の「精」:
それは、様々でございます。
中には、随分ひねくれた、気難しい性質、
のものがあり、どうかすると、
人間を目の敵に、致します‥‥。
◎ 小桜姫:
何と申しましても、人間と「妖精」とでは、
距離がだいぶ、かけ離れていて、
談話が、しっくりと、腑に落ちないところも、
ございますが、それでも、こうしている中に、
幾分か、先方の心持ちが、呑み込めたように、
思われて、まいりました。
以上です。
「妖精」は、純粋であり、
だからこそ、驚かしたりすれば、
すぐに、逃げますし、
安心させれば、喜んで踊っている、
ように、思います。
【魂】の、原点が、「妖精」、
ではないかと、感じました。
今回で、梅の「精」は、終わりますが、
次回からは、松の「精」が、
出てまいります。
両者に、どのような、違いがあるのか、
楽しみです。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。