だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 84

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の大都市 ⑭

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☆☆【私(※一風)から】

 劇場に入った、R氏でしたが、
 このあと、持ち前の強い念力によって、
 二人の女性も、手下にしてしまいます。

 名前は、ローズと、バイオレット。
 名前はこそ、花の名前がついていますが、
 容貌は、ここが「地獄」であるため、
 ご多分に漏れず、醜悪な顔付きだった、
 と、R氏は、報告しています。

 その部分は、敢えてカット致します。

 お読みになりたいお方は、
 どうか、原本(※『死後の世界』(after the death))
 に、当たってみて、ください。

 さて、いよいよ芝居の本番ですが、
 どんな、芝居だったのか?

 これより、R氏が、報告します。
 お読みください。

◎ R氏:

 ようやく、芝居の幕が上がった。

 芝居の筋が、発展するにつれて、
 見物客の、喧嘩や口論が、次第に、
 鎮まっていった。

 吾が輩は、ここに、芝居の筋書きを、
 細かに紹介しようとは、思わない。

 ザッとかいつまんで、言えば、
 ありとあらゆる種類の、罪悪やら、
 痴情やらが、事細かく、我々の眼前に、
 演出された後で、

 とどのつまり、残忍極まりない、
 拷問の場面が、開ける、
 という趣向、なのである。

 すると、
 それまで、大人しくし見物していた、
 吾が輩の家来が、この時、急に、
 声を潜めて言った。

◎ 手下:

 ご主人、

 ここらへんで、早く逃げ出した方が、
 得策で、ございます。

 この芝居の終わりに、なると、
 拷問係が、きっと、見物客を、
 舞台に、引っ張り上げて、
 ひどい目に、遭わせますから‥‥。

◎ R氏:

 そう言ったか、言わないうちに、
 舞台の拷問係が、一歩前に進み出て、
 吾が輩の家来を、指差しながら、
 叫んだ!

◎ 拷問係:

 コラっ!
 奴!

 ここへ、出てこい!

 以上です。

 このR氏からの、報告で、
 皆様は、だいたいのご想像は、
 つかれたかと、思います。

 地上の【この世】でも、
 悪趣味の、ドラマや、映画、芝居は、
 あるものです。

 そんな趣向のものに、惹かれる「心」が、
 この「地獄」の、元となって、
 いる、と、この報告は、教えてくれて、
 います。

 ただの、ホラー物、残酷物の、芝居や映画が、
 恐怖みたさの、劣悪な「心」を、
 助長してしまい、
 ひいては、こんな「地獄」に、
 吸い寄せられる結果と、
 なるのです。

 人間の「心」の弱さ、を、
 物語っている、ようです。

 さて、芝居の後は、
 それを、現実化しようとして、
 実際の舞台に、拷問係なるものが、現れて、
 これから、拷問ショーが、
 始まるようです。

 何と言う、「地獄」でしょうか?

 今回は、ここまでと、致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。