だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 91

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の下層部 ①

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、R氏は、
 悪行をしたことの、報いを受け、
 ついに、「守護神」によって、
 「地獄」の下層部まで、
 突き落とされました。

 R氏は、騙された、とは言え、
 やり過ぎた、のです。

 しかし、初めて、
 「守護神」なる、天使の存在が、
 いることも、確認されました。

 滅多に、姿を現すことのない、
 「守護神」。
 その存在と、言動は、
 重く噛み締めねば、ならない、
 で、ありましょう。

 こう、語っておられ、ました。

 これまで、汝(※魔術師のこと)をして、
 勝手に、この人物(※僧のこと)を、
 苦しめさせたのは、
 彼に対する、一つの試練であった、
 のじゃ。

 彼(※僧のこと)をして、
 首尾良く、その誘惑に、打ち勝たせん為の、
 深い情けの、【神】の笞(※しもと)で、
 あったのじゃ。

 これについては、私たちの「人生」も、
 また、同じでは、ないでしょうか?

 「人生」の数々の困難も、
 試練として、【神】より与えられたもの、
 として、
 どう対処しているか、
 きっと、あなたの「守護神」も、
 天より見守っているはず、です。

 「守護神」のこと、については、
 ずっと、後の話として‥‥。
 また、する機会も、出てきましょう。

 今回からは、
 「地獄」の下層部の様子について、
 参考となる、部分を、
 読んでいきたいと、思います。

 まずは、R氏の転落の場面から‥‥。

◎ R氏:

 吾が輩も、また、
 無限の空間を通して、下へ下へと、
 計り知れない暗闇の中を、
 転落したのであった。

 最後に、ある地点に、とどまりついたが、
 それは、吾が輩が、かつて君臨した、
 王国でも、なければ、
 また、憎悪の大都市、でもないので、
 あった。

 そんなところ、よりも、
 もっともっと、下、
 ほとんど、「地獄」の最下層に、
 達していた。

 尚、断っておくが、

 吾が輩の物語は、
 一から十まで、皆、事実談じゃ。

 吾が輩が、あの魔術師とグルになった、
 ればこそ、
 あんな、「地獄」の最下層まで、
 落ち込むことに、なった‥‥。

 さて、
 自分の居所に、だいたい見当がつくと同時に、
 吾が輩は、早速、
 その辺を、あちこちぶらついてみたが、
 驚いたことには、
 今度のところは、以前のところ、よりも、
 更に一段と、品が落ちる。

 闇の濃度が、一層強く、
 そして、一望するも、
 ガランとして、人っ子一人、
 見当たらない‥‥。

 今回は、以上です。

 前にも、申しあげましたが、
 【霊界】通信、なるもので、
 「天界」からの、実況は、
 比較的多く、ありますが、

 この「地獄」からの、実況は、
 数少ない、のです。

 ことに、この「地獄」の最下層、
 からの、ものになると、
 なかなか、他には、見当たらない、
 というのが、本当のところです。

 そんな点からも、
 このR氏からの、報告は、
 貴重なもの、であり、

 私たちは、大いに、他山の石、
 とせねば、ならぬ、
 ことと、私(※一風)は、
 思うので、あります。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。