だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 120

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」のどん底 ⑳

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☆☆【私(※一風)から】

 今、こうして、私たちが、
 R氏からの、報告を、読める、
 と言うことは、

 R氏が、艱難辛苦の末、
 「地獄」から這い上がり、
 「天界」に昇り、
 そこでの、修行が足りて、
 【神様】の許しも得て、

 こうやって、【この世】の地上に、
 通信が、できている、
 と言う、事なのです。

 これが、私たち【魂】の可能性を、
 如実に、示している、
 と、私(※一風)は、解釈して、
 おります。

 私たちの【魂】とは、
 【神】の、分け御霊、であり、
 元々が、【神】と同じ資質、
 なのです。

 それ(※【魂】)が、今、未熟な状態であるため、
 様々な、困難に出くわし、
 誤った判断を、している、
 という、ことでは、ないでしょうか?

 誤った判断を、した結果、
 【霊界】で、その汚れを、
 浄めるため、「地獄」という境涯も、
 存在する、理由が、あるのだ、
 と‥‥。

 さて、R氏は、
 この「地獄」のどん底から、
 どう、這い上がるので、
 ありましょうか?

 読んでいただきたいと、思います。

◎ R氏:

 最早、立っている根気も失せて、
 いったんは、ヘタヘタと、地べたに、
 崩れたの、だった。

 そこで、いろいろ考えてみたものの、
 結局、何の工夫も、浮かばない。

 やることなしに、
 またまた、「祈祷」を始めることに、
 なったが、
 あまり、度々のことなので、
 格別の希望を、これに繋ぐ気にも、
 なれなかった。

 が、不思議なもので、
 「祈祷」をやると、いくらか精神が、
 引き立って来て、
 終いには、とうとう、また起き上がって、
 出口を捜してみる、気分になった。

 すると、にわかに、
 雷のような、轟然たる響きが起こって、
 巨大な岩の塊が、崖の壁面から、
 崩れ落ち、
 それが、狭い谷の上に、
 ちょうど、橋を架けたような案配に、
 ピタリと収まった。

 橋の彼方が、どこへどう通じているかは、
 無論、自分の居所からは、見えはしないが、
 こうなったのは、確かに、
 自分の「祈祷」の、効験に違いない、
 と、感じられたので、

 大骨折りで、このギザギザした橋を、
 登り始めた。

 ずいぶん危ない橋で、
 何遍か、下の隙間に、墜落しそうになったが、
 吾が輩は、構わず、前進を続けた。

 やっとの思いで、その頂点まで、
 達してみると、
 その向こうの渓谷は、
 ごろた石だらけの、難所であった。

 そこを歩くのは、ずいぶん骨が折れ、
 寸前尺退、いつ果てるとも、思えなかったが、
 吾が輩は、歯を食いしばって、
 無理に、前進を続けた。

 この時ばかりは、
 平生の負けず嫌いが、初めて、
 役に立った。

 そして、これが最後の、難関であった。

 抜け出た場所は、
 ずいぶん石ころだらけの、荒れ地、
 ではあったが、
 割合に、平坦なので、
 覚えず、ホッと安心の吐息をついた。

 吾が輩は、「地獄」のどん底から、
 二段目の所まで、逆戻りできたのである。

 以上です。

 R氏は、「祈祷」と、
 自らの努力により、
 とうとう、「地獄」のどん底からは、
 脱出できたの、です。

 【神様】は、姿こそ見せませんが、
 真心からの、「祈祷」に、
 報いてくれて、いるのです。

 私たちも、見習うべきで、
 ありましょう。

 さて、この二段目の場所ですが、
 ここは、恐らく、
 また、鬼に、追い回される境涯、
 なのでは、ないでしょうか?

 R氏は、それに、
 どう対処するので、しょうか?

 それは、また次回に‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。