だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 134

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第三境 ④ 図書館にて

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☆☆【私(※一風)から】

 ここでは、「地獄」の図書館を守っている、
 老人の言を、読んでいますが、
 その言葉には、
 妙に説得力が、あります。

 それは、
 【真理】を、逆の面から、
 解説している、ことに、
 なっているから、でしょう。

 何事も、「動機」が肝心である、
 を、言っているように、
 思います。

 それでは、
 老人からの解説の、
 続きを、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 そう致しますと、
 大概の生体解剖学者が、
 死んでから、落ち着く場所は、
 この近傍でしょうな?

◎ 老人:
 
 随分多数の、生体解剖学者が、
 こちらへ、来ているよ。

 が、お前さんが、想像するほど、
 そんなに沢山でも、ない。

 生体解剖学者、などという者は、
 たいていは、冷血動物に近いが、
 その中の、かなり多数は、
 純然たる、学究肌で、
 少々、目の付け所が、狂っていた、
 という、ところである。

 彼らの欠点は、しばらく、
 「幽界」で、修行している内に、
 たいてい、取り除かれる、ものじゃ。

 お前さんも、知っている、じゃろうが、
 生前、彼らの手にかかって、
 殺された動物は、
 「幽界」で、その復讐をやる。

 そうすると、大概の学者は、
 これではいかんと、
 初めて、目が覚めて、
 前非を悔いる、のじゃよ。

◎ R氏:

 何ぞ、罪障消滅の方法でも、
 あるのですか?

◎ 老人:

 そりゃ、あるよ。

 あの、動物虐待防止協会、
 などと言う会が、
 ちょいちょい、人間界に組織されたり、
 するのは、
 その結果じゃよ。

 が、全体、
 あの、「学問の為に」、
 という奴が、随分曲者で、
 
 どれだけ、あの為に、
 「地獄」が繁盛しているか、
 知れたものでは、ないな‥‥。

◎ R氏:

 「地獄」では、科学者たちは、
 どんな案配に、取り扱っていますか?

◎ 老人:

 それは、いろいろじゃよ。

 解剖学者などは、この図書館から、
 遠くもない、一つの病院に、
 勤務しておるよ‥‥。

 ヒヒヒヒ‥‥。

◎ えっ? 病院?

 吾が輩は、びっくりして、
 叫んだ。

 以上です。

 何事も、「動機」であることが、
 今回からも、見て取れます。

 「動機」が、悪意に満ちていたり、
 冷淡な、「心」であれば、
 その行き場は、
 自動的に、「地獄」です。

 逆に、
 「動機」が、善意に満ち、
 公共の幸福や、福祉を目指す「心」、
 であれば、
 その行き場は、自動的に、
 「天界」なので、あります。

 私たちは、この「人生」において、
 大いに、参考とするべき、
 ことかと、存じます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。