だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 143

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第三境 ⑬ 救いの【守護神】

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☆☆【私(※一風)から】

 ようやく現れた、救いの【天使】でしたが、
 その身体から放射される、愛の光が、
 R氏には、強すぎて、
 焼け付くように、熱く、
 感じられる、のでした。

 この一点からも、想像されるように、
 もしも、「地獄」の「心」の持ち主が、
 万一、「死後」、「天界」に
 入り込んだ、としても、

 「心」の有り様が、あまりにも違いすぎるため、
 「天界」の強烈なネット光には、
 一秒たりとも、耐えられず、
 失神してしまう、でしょう。

 モグラには、暗い地中が、居心地が、
 良いように、
 「地獄」には、
 それに合致した「心」の持ち主、こそが、
 収まるべくして、収まるのです。

 「人生」で、悪行三昧だった人が、
 今際の際に、悔い改めた、ところで、
 長く身にこびりついた、暗い「心」が、
 「天界」には、はねつけられ、
 「地獄」に、吸い込まれていくことは、
 容易に想像が、つきます。

 やはり、泥水の泥は、
 バケツの底に沈殿し、
 清い水の成分は、
 上澄みとなって、バケツの最上部に、
 区分けされる、のです。

 この、泥が、上澄みの部分に、
 上昇するには、
 自らの泥を、落としていかなければ、
 ならないことは、
 明白です。

 R氏にとって、その泥落としの旅路が、
 この「地獄」からの、脱出劇、
 なのです。

 さて、そんなR氏に、
 救いの【天使】は、どうするので、
 しょうか?

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 近頃の私は、痛い目には、
 慣れっこになって、おります。

 どうぞ、お導きください。

 私の身に及ぶ限りの事は、
 何なりと、いたしますから‥‥。

◎ 【天使】:

 よろしい。
 導いてつかわす。

 離れたままで、余の後に、
 ついて来るが、よい。

 光は、闇を照らす。
 されど、闇は、光を包み得ない‥‥。

◎ R氏:

 吾が輩は、光の【天使】から遠く離れて、
 ついて行った。

 なぜなら、【天使】を身辺から放射される、
 光の痛さに、耐えかねて、
 吾が輩は、とても、近くには、
 おれなかった、からである。

 道は、だんだん、爪先上がりになって、
 石だらけの、山腹を、
 上へ上へと、登りつめた。

 そして、ついに、
 一木一草もない、山頂に、
 達した。

 山の彼方を見れば、
 そこには、渺茫たる、一大沼沢が、
 横たわり、
 その中央部を横断して、
 所々、途切れがちに、細い細い、
 一筋の道が、見え隠れして、
 延びている。

 辺りには、濃霧が立ち込め、
 ただ、件の道の上のみが、
 多少、晴れ上がっている、ばかり‥‥。

 今回は、以上です。

 【魂】の本質は、光でありましょう。

 R氏の【魂】は、今、
 その高貴な【魂】に、「悪心という汚物」が、
 べったりと、こびりついて、
 光らなく、なっている、
 だけで、あります。

 その汚物の除去の、手助けとして、
 救いの【天使】が、
 導いてくださる、わけです。

 この荒野を、無事通過できるのか?
 は、また、次回と、いたします。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。