だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 179

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第五部(※唯物主義の街)へ ④

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☆☆【私(※一風)から】

 この、唯物主義の街は、
 ある意味、【この世】の街と、
 そっくり、のように、思います。

 現実主義、と言うか、
 損得第一、と言うか、
 【この世】でも、あり得ることが、
 今回も、R氏から、報告されます。

 そう言う点を、お含みの上、
 お読み頂ければ、幸いです。

 それでは、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩は、やがて、大きな広場に来た。

 そこには、何と、
 寺院が、三つもあった。

 一つは、英国国教会、
 一つは、ローマカトリック、
 もう一つは、反英国国教会、

 の、寺院であった。

 吾が輩は、まず、英国国教会の寺院に、
 入ってみた。

 一人の僧侶が、
 しきりに説教を、していたが、
 随分面白くない、説教で、
 
 その要点は、
 主として、他宗派の排斥と、
 寄付金の募集、とであった。

 それを、社会の改良だの、
 下層社会の救済だの、
 の問題に、結びつけて、
 長々と、説いているのだった。

 一方、それを聴いている者は、
 とみると、

 説教を聴いている者など、
 ほとんどいない。

 隣席の者をつかまえて、
 ベラベラと、他人の悪口雑言を、
 並べている者が、あるかと思えば、

 他人の服装を、批評している者も、
 いる。

 その他、商売の相談をしている者、

 議論をしている者、

 など、雑多で、
 僧侶の説教の声などは、
 ほとんど、聞き取れない。

 あまりに、バカバカしいので、
 そこ(※英国国教会)を出て、
 他の二つの寺院にも、入ってみたが、
 いずれも、似たり寄ったりで、
 面白くも、何ともなかった。

 今回は、以上です。

 【この世】でも、こんな光景は、
 よく見るのでは、ないでしょうか?

 神社仏閣で、話を真剣に聴いている人が、
 どれだけ、いるでしょうか?

 形だけ、かしこまっていますが、
 頭の中は、全く違うことを、考えては、
 いないでしょうか?

 そういった、習慣だった人が、
 「死後」、お世話になる「境涯」が、
 ここであるのだ、
 と、考えます。

 そのくせ、他人を批判することには、
 厳しい、のです。

 そういう、ことへの、警鐘を鳴らす、
 R氏からの、報告、
 だったと、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。