だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 182

◎ R氏からの、報告

※ 睡眠している【魂】とは?

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☆☆【私(※一風)から】

 「地獄」の第六部に、上がろうとする、
 R氏でしたが、

 その途中で、今回の、
 睡眠している【魂】の境涯、
 を、見せられます。

 ここは、ある意味、「地獄」以上に、
 恐ろしい、境涯で、あります。

 本来、【魂】は完全で、
 食事も、要らないし、
 睡眠も、要らない、 
 常に、健康である、
 はずです。

 それなのに、
 睡眠している【魂】とは、
 いったい、何を意味するのか?

 今回の、報告は、
 要、熟読、かと思います。

 そして、

 「心」=「境涯」=「世界」

 だということを、改めて思い知る、
 ことでしょう。

 それでは、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 我々は、しばらく歩いて行く、うちに、
 やがて、一つの洞窟に、達した。

 見れば、その洞窟の中には、
 沢山の、熟睡者がいた。

 試みに、吾が輩は、
 それを呼び覚まそうと、
 してみたが、
 とても、とても、起きる気配は、
 なかった。

 この一事は、大いに吾が輩を、
 驚かせた。

 今までの、「境涯」では、
 ただの一人も、眠っている者など、
 見かけたことは、なかった。

 もう「肉体」が、ないから、
 我々は、睡眠の必要が、
 ないのである。

 そこで、吾が輩は、
 【守護神】に、質問したのだった。

 もう、この時には、
 吾が輩と、【守護神】との距離は、
 そう遠くも、なかったのである。

 【守護神】は、悲しそうに、
 こう答えたのだった。

◎ 【守護神】:

 我が子よ、

 これらは、生前、
 「死後」の生命の存続を、
 飽くまでも、頑強に否定していた、
 人たちの、「霊魂」なのじゃ。

 いずれも、が、
 「意思」の強固な者、ばかりで、
 
 もしも、信仰の「念」さえあったら、
 相当に、世に幸福をもたらし、
 人を助けることが、出来た、
 「霊魂」だった、ろうに、

 ただ、ただ、その一点のみ、
 「意思」の入れどころが、
 間違っていた、ばかりに、

 人を惑わし、
 同時に、自分自身も、
 「死後」、自己催眠式に、
 昏睡状態に、陥ってしまった、
 
 わけじゃ。

 この睡眠は、
 容易には、覚めない。

 彼らは、幾代、幾十代と、
 長く、こうして眠っている、
 だろう。

 その間に、
 器量から言えば、
 彼らよりも、遥かに劣り、
 
 中には、「地獄」の底まで、
 沈んだ者でも、

 前非を悔いて、
 ズンズン、彼らを追い越して、
 向上していく、のだ。

◎ R氏:

 これは、実に恐ろしい、お話です。

 【天使】様、
 呼び覚ます方法は、ないのでしょうか?

◎ 【守護神】:

 多大の年代を経過すれば、
 自然と、その呪いの力は、
 弱って来る。

 その時、
 【天使】たちが、降りてきて、
 何かと、骨を折ってくだされば、
 彼らの、長い長い眠りも、
 初めて覚める、ことだろう。

 今回は、以上です。

 【魂】の睡眠者とは、
 「死後」は、「無」であると、
 固く信じていた人の、
 【霊界】での、姿なのでした。

 「死後」は、有るはずがないと、
 固く「思念」しているため、

 「死後」、死んだふり、
 「無」になった、ふりをしている、
 わけです。

 つまり、昏睡しなければ、
 自己矛盾となる、のです。

 何と、惜しいこと、
 でしょうか?

 優秀な【魂】が、陥りやすい、
 唯物主義の、最たるもの、
 だと、言えます。

 そんな【魂】が、
 「地獄」の洞窟で、
 延々と眠っている、わけです。

 それも、実に多数の【魂】が‥‥。

 尚、この情景は、
 他の「霊界通信」でも、取り上げられており、
 無理やり、その【魂】を起こしたところで、
 その【魂】は、嫌な顔をし、
 またすぐに、昏睡を装う、
 のです。

 こうなる【原因】の一つとして、
 「死後」を知らない、こと、
 【魂】とは何か、を知らない、こと、
 が、あげられるでしょう。

 (※この事実を知った)
 私たちは、「死後」、
 こうは、なりたくはないものです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。