だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 189

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の寺院にて ②

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☆☆【私(※一風)から】

 「地獄」にも寺院があり、
 寺院がある、と言うことは、
 僧(※神父)が、いる、と言うことです。

しかし、ここは「地獄」。

 神父自身の信仰が、どうなのか?
 疑われます。

 そこを、R氏は、鋭く切り込みます。

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 もしも、キリスト教の教義が、
 単なる寓話に過ぎない、とすれば、
 教会がある必要は、ありますか?

◎ 神父:

 教会は、必要です。

 本来、教会とは、
 道徳勢力の源であるから、です。

 今後は、キリスト教義の迷信から、
 脱却することには、なるでしょう。

 ですが、今はまだ、それは、
 早過ぎます。

 民衆のためには、
 迷信であろうと、政策上、
 教会は、必要なのです。

◎ R氏:

 では、神父は、
 「天国」、「地獄」、【神】などは、
 本当は、存在しないと、
 お考えなのですか?

◎ 神父:

 その点については、
 私は、明答は、差し控えます。

 民衆にとっては、
 【神】の観念を持たせることが、
 有用なのですから。

 本当は、
 私、個人の私見としては、
 【神】は、あるのか、ないのか、
 わかりません。

 しかし、
 このようなことを、公言することは、
 できません。

◎ R氏:

 【神】は、いますよ。

 法則も、【神】から発するもの、
 ですよ。

◎ 神父:

 それは、どうでしょうか。

 「天国」だの、「地獄」だの、
 あれは、全部、ウソですよ。

 私の立場として、このことは、
 公言できないが、

 とうてい、あんなものは、
 信じられません。

◎ R氏:

 吾が輩は、呆れかえった。

 それなら、あなたは、
 どうして、ここで、神父を、
 なさって、いるのですか?

◎ 神父:

 いや、私は、何やら妙なことで、
 ここへ来たのです。

 私は、病気にかかり、
 やがて、意識を、失った。

 そして、回復してみると、
 いつの間にか、私は、ここにいました。

 今回は、ここまでと、致します。

 教会の神父である人が、
 【神】を信じて、いない、
 のです。

 形だけ、「祈祷」し、
 それでもって、民衆を落ち着かせている、
 だけなのです。

 そして、今、
 「地獄」の寺院に、いるわけです。

 【この世】でも、
 形だけ、の、宗教者は、
 いるように、思われます。

 そんな、ウソの「心」を反映した、
 「死後」の世界が、
 「地獄」の寺院を、作り出している、
 わけです。

 形だけ、「祈祷」する、
 
 形だけ、【神】を信じる、

 ことは、「地獄」に通じている、
 のです。

 次回、さらに、神父と、
 対話が、続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。