だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 196

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」最後の、絶壁

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☆☆【私(※一風)から】

 いよいよ、R氏の執念が実り、
 また、【守護神】の助けも合わさって、
 「地獄」からの、脱出劇も、
 最終盤を迎えることに、なりました。

 ここまでの、報告を、
 ただの、不思議話に、終わらせては、
 なりません。

 これは、確かな、実話であり、
 【この世】に生きる、私たちの、
 「人生」の糧としてこそ、
 発信者のR氏は、喜ぶのです。

 それでは、「地獄」からの、脱出劇、
 最終稿を、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩が、登って行くのは、
 ほとんど垂直の断崖である。

 足元の石ころは、間断なく、
 ゴロゴロと、滑り落ち、
 一尺登っては、一丈下がることも、
 たびたびだった。

 そんな中でも、【守護神】は、
 いかにも、軽そうに、
 フワフワと、登って行かれ、
 
 いつも、吾が輩の、二三歩先に立たれて、
 その身体から、放射される【光】で、
 崖を、照らしてくださった。

 やがて、

 「止まれ!」

 と、命じられた、ので、
 吾が輩は、喜んで、その通りにした。

 我々が、到着した所は、
 ちょっとした、狭い平坦地であった。

 吾が輩の、両眼は、そこで、
 堅くシッカリと、包帯で縛り付けられた。

 そして、【守護神】は、こう言われた。
 
◎ 【守護神】:

 お前の、弱い「信仰心」では、
 これから上がる、「半信仰」の境涯
 (※「天界」の最低部)
 の、夕陽の【光】であっても、
 しばらくは、痛いであろう‥‥。

◎ R氏:

 それから、再び前進した。

 そして、とある絶壁に突き当たった時には、
 いよいよ、吾が輩は、
 何としても、登れない。

 すると、【守護神】は、
 こう言われた。

◎ 【守護神】:

 恐れることはない!

 私が助けて、この最後の難関を、
 通過させて、やる!

 これで、お前の、長かった、
 「地獄」の旅も、終わりと、なった!

◎ R氏:

 次の瞬間、吾が輩は、
 【守護神】から、手を引いてもらって、
 とうとう、絶壁の頂点の平坦地に、
 登りついて、しまったのである。

 だが、そこの明るさ! 眩しさ!

 吾が輩は、包帯をしている、
 にも、関わらず、
 その苦痛は、実に強烈で、
 さすがの、吾が輩も、
 地面の上を、のた打ちまわった。

 以上です。

 R氏は、
 何と、このような、試練を経験して、
 やっとのことで、「地獄」から、
 這い上がれた、のです。

 「地獄」から、這い上がるには、
 このような、辛い目を、
 味わう、わけです。

 【守護神】が助けてくれた、おかげですが、
 R氏自身に、
 「何としても、這い上がるんだ」
 と言う、決意がなければ、
 【守護神】も、助けては、
 くれなかった、でしょう。

 これが、

◎ 『求めよ、さらば与えられん』

 の、【真理】なのです。

 そして、至ったここは、
 「天界」の最低部である、
 「半信仰」の世界、
 なのでした。

 何と、喜ばしいことで、ありましょう!

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。