だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 266

◎ L氏からの、報告

※ 自分の葬式に、参列する ⑥

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、このL氏の葬式において、
 L氏は、この「通信」の受け手であるW氏を、
 見ているのですが、
 W氏は、どうだったので、しょうか?

 読んでいきましょう。

◎ L氏:

 私は、再び自分の部屋に戻って、
 私の遺骸の側に座っていたが、

 間もなく、お前(※W氏のこと)がそこに、
 入って来た。

 お前は、顔を覆っている白い布を取り除けて、
 私の死に顔を、見ていたが、

 その時、実は、
 本当の私は、お前の正面に、
 立っていたのだ。

 私は、お前が、
 たいへん、しょぼくれている、
 のを見て、

 むしろ、意外に感じたので、

 これ、この通り、私は、元気にしているから、
 心配はいらない、

 お前には、この私が、見えないのか?

 と、何度も呼んだのだ。

 しかし、
 お前には、やはり、聞こえていなかった、
 ようで、

 お前は、白い布を、元の通り戻して、
 部屋を出て、向こうへ行ってしまった。

 間もなく、葬儀屋の連中が来て、
 棺の蓋を閉めて、
 階下に運んで行った。

 私も、その行列の後について、
 寺院に行った。

 今回は、ここまでと致します。

 このように、死者である「霊魂」は、
 自分の葬式に、参列している、
 ことが、多いようです。

 しかし、
 「霊魂」は、人間には、見えないため、
 遺骸や、遺影を、見るしか、
 ないのです。

 遺骸や、遺影に向かって、
 冥福を祈りますが、

 当の本人は、目の前に、
 元気で、いるのです。

 たとえ、「霊魂」が見えなくとも、
 ここに故人は、来ているのだ、
 と、思って、
 「祈願」を加えることは、
 たいへん、宜しいことだと、
 私(※一風)は、考えています。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。