「地獄」の状況 (※心象風景)164

◎ 「欲望の街」コリンス市 ④

※ 住人が、大挙して押し寄せてくる

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、今回は、コリンス市の住人が、
 大挙して、R氏に迫って来ます。

 それは、何の為でしょうか?

 私(※一風)は、その理由が、
 【この世】にも、あると、
 考えます。

 【この世】に、あるからこそ、
 このような「地獄」の街が、
 【霊界】に、出現するのだ、

 と言う、言い方が、
 より、正確だと、思います。

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 男が、立ち去ったので、
 吾が輩は、仕方なく、街を、
 ぶらついて、みるのだった。

 街は、どことなく、妙にむさ苦しく、
 退廃気分が、濃厚で、
 文化的、雅趣的、なところは、
 全く、なかった。

 本当になら、名士の邸宅となるべき、
 家屋も、
 改造されて、「地獄」の宿屋、
 あるいは、「地獄」の居酒屋、
 と、なり果てている、案配なのであった。

 こんなことを、考えながら、
 歩いている、うちに、

 それまで、ガランとしていた、街に、
 にわかに、酔っ払いの男女が、
 満ちてきたのだった。

 そいつらが、ワッショイ、ワッショイと、
 こっちに向かって、押し寄せてくる、
 ではないか!

 いつの間にやら、吾が輩も、
 その群衆の中に、巻き込まれて、
 しまった。

 すると、間もなく、
 二人の女が、吾が輩の首筋に、しがみつき、
 一人の男が、いきなり、コップを、
 つきつけて、来た。

 コップには、並々と、葡萄酒みたいな、ものが、
 注がれている。

 吾が輩も、長い間、つらく苦しい思い、
 を、してきたので、
 酒や、女には、渇き切っており、
 悪い気は、しなかった。

 とうとう、勧められるままに、
 一杯、このふるまい酒を、飲んでしまった。

 すると、たちまち、辺りに、
 ドッと、歓声が、沸き起こった。

群衆:

 ※ やあ! 飲んだ! 飲んだ!

 ※ 仲間が、一人増えたぞ!

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 さて、いかがだったで、しょうか?

 「地獄」の住人にとって、
 同類が、増えることは、
 嬉しいこと、なのです。

 たとえ、それが、退廃的なこと、
 だったと、しても‥‥。

 仲間が、増えることで、
 なんとなく、安心する、のでしょう。

 赤信号も、みんなで渡れば、怖くない、

 式の、悪い「心」です。

 さて、
 R氏の、「進歩」も、
 いったん、ここで、止まってしまう、
 のでしょうか?

 それは、次回からと、致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。