【一風】 「努力」についてで、ありますか?

【神様】 そうだ。

【一風】 「努力」については、何度も、お話しされておられます。それほど、「人生」で、重要なこと、だからなのですね。

【神様】 そうである。

【一風】 それでは、お相手を務めさせて、いただきます。よろしくお願いします。
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テーマ:【「努力」について】

【神様】 お前たちの、「人生」で、「努力」は、【美徳】と、されているようだ。

【一風】 はい。「努力」は、【美徳】です。しかし、それでは、不満足されている、のですね。

【神様】 そうである。己が行為を、「努力」と、とらえている内は、まだまだである、ぞ。

【一風】 はい。

【神様】 己が行為を、「喜んで」やっている。己が行為を、「進んで」やっている。こう、ありたいものだ。

【一風】 はい。

【神様】 「努力」には、その中に、無理して、が潜んでいる。無理しないと、その行為ができない、というのでは、弱いのだ。本領に、なっていない、ということだ。

【一風】 はい。

【神様】 「努力」して、やることと、「喜んで」やること、とでは、まるで、違うのだ。私(【神様】)は、お前たちが、「喜んで」やったこと、だけを、評価するのだ。これの、意味することの、重さを、知ってもらいたい。

【一風】 そうでありますか。そのこと、肝に銘じます。

【神様】 「善行」を、「努力」して、やるのではなく、「善行」を、「喜んで」やってもらいたい。「進んで」やってもらいたい。そして、何の見返りも、望まない。これが、自然に、できるように、なったとき、お前たちは、合格だ!

【一風】 そうでありますか。

【神様】 「努力」では、不満足。自然に、できるように、なる。「喜んで」できるように、なる。「進んで」できるように、なる。これを、私(【神様】)は、お前たちに、望む。

【一風】 わかりました。読者の皆様も、【神様】の「思い」は、伝わったものと、確信いたします。

【神様】 今回は、ここまで。よく、相手してくれた。

【一風】 今回も、ありがとうございました。