【【神様】からの解説】

 ◎「虎に翼」か、「豚に真珠」か。
  (※『韓非子』『日本書紀』、及び『聖書』より)

 何事も、受け手、聴き手、しだいである。
 いくら、話し手、送り手が、
 得難い「宝物」を、届けようとしても、
 相手が、豚
 (※宝物の値打ちがわからないもの、の例え)
 ならば、
 高価な「真珠」であろうと、
 それは、餌ではない、
 腹の足しにはならないではないか、
 と、逆に、送り手に、噛みつき、
 【怒り】出すのである。

 地を駆ける虎には、
 天翔る、「翼」の、値打ちが、よくわかる。
 喜んで、送り手に、【感謝】し、
 新たな武器となる、
 「翼」を、取り入れる、のだ。
 これを、

 ◎ 虎に翼
 ◎ 鬼に金棒
 ◎ 弁慶に薙刀

 と、言うのである。

 豚と、虎とでは、
 得たいものが、違うのだ。
 豚は、目の前の、食べ物が、一番だ。
 虎は、生きていく、武器こそが、一番だ。

 さて、お前たちは、何が、一番なのか?
 
 日々の糧か?
 生きる意味を知る【真理】か?
 
 「お金」か?
 自分の正体か?

 どれを、選ぶのかで、
 お前が、
 豚なのか、虎なのかが、わかる。

 日々の糧は、得やすいが、
 【真理】は、得難い。

 しかし、獲得できる、チャンスは、ある。
 それを、虎は、
 見逃さない、
 という、ことだ。

 今回は、ここまでと、する。